[st-kaiwa6]大人でも使える、アクセントになる時計はないかねぇ・・・[/st-kaiwa6]
[st-kaiwa1]セイコーのタートルがおすすめ![/st-kaiwa1]
地味な時計、普通のカラーの時計に飽きた方は多いのではなかろうか。
目立つ時計が欲しいけれど、子供っぽいのは嫌!
そんな人に、セイコー タートル SBDY031をおすすめしたい。
機械式時計の中では安価で、時計マニアも納得の出来である。
早速レビューする。
ブルーの時計、良いですぞ!
私の時計のラインナップには、ブラックやシルバー等の主要なカラーの文字盤は揃っていた。
定番カラーの時計は多くの人が付けるものである。
あえて、ベーシックを外した色が欲しくなった。
気になったのが、ブルーの時計である。
しかし、ロイヤルオークに代表されるラグスポ時計のような紺に近いブルーは、むしろ巷にありふれている。
![ロイヤルオーク](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/royal-oak-207x300.jpg)
ロイヤルオーク
そこで候補に上がったのが、今回の「SBDY031」だ。
![seiko SBDY031 turtle](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03122-580x326.jpeg)
seiko SBDY031 タートル
「ダイバーズウォッチで青」というのは、視認性が高くて良く目立つ。
セイコーの時計であれば、嫌味さもなく、気軽に付けられる。
[st-kaiwa1]この時計、私、気になります![/st-kaiwa1]
時計で差し色する
ファッションにおいては、「差し色」という概念がある。
全身が似た色でつまらない印象になるのを避けるために、アクセントに目立つ色を差し込むということだ。
通常は、インナーやバッグ、マフラーやストール、スニーカーで行うことが多い。
(何でも良いのだが)
この差し色を、時計でやったら面白いのではないかと考えた。
時計は他のファッションアイテムと比べて高価なので、アクセントになるカラーは気軽に買えない。
つまり、時計を差し色として使える人は少ない。
また、時計は最後に腕に付けるアイテムなので、服選びの段階であまり合わせ方を考える必要がない。
[st-kaiwa7]良いアイデアかも![/st-kaiwa7]
欲しかったが、我慢していた
今回購入したセイコー タートル SBDY031は、美しさに惹かれて半年程気になっていた。
しかし、時計で「ベーシックから外れたものを買うのって、どうなのよ」という思いもあり、ネットでの購入には至らず。
セイコー タートル SBDY031は、動画ではとても綺麗だった。
購入して満足出来るかは、「肉眼でもこの美しさがあるかどうか」にかかっていた。
アウトレットで実物を確認し、間違いないことが分かったため購入した。
セイコー タートルとは?
セイコーが1970年頃に発売した3番目のダイバーズウォッチを「3rdダイバー 通称:タートル」と呼ぶ。
文字盤が台座の上に乗っており、ウミガメの甲羅を想起させるためタートルの名前が付いている。
どこか古さを感じさせるデザインが愛らしい。
リューズ(時刻操作やゼンマイを巻くつまみ)が4時の位置にあるのも特徴的。
手首に当たらないようにするためだ。
針(時針、分針、秒針)も特徴的なデザインである。
単独で見るとベーシックではないかもしれないが、時計全体のバランスに良く合っている。
(このSBDY031は特殊モデルのため、秒針だけデザインが変更されている)
インデックス(時刻表示のマーカー)が丸いのも特徴である。
1st、2ndダイバーは四角い。
丸いインデックスにこだわって探す人は、タートルやダイバー300mというシリーズにたどり着く人が多い。
(スモウはデカすぎ、ツナ缶は少し奇抜)
タートルは価格も他に比べて安価で、趣味として時計を楽しむには最適だ。
4万円ほどから探せる。
文字盤がとても綺麗
購入の動機にもなったとおり、SBDY031の文字盤はとても美しい。
波模様が刻まれており、見る角度によって輝きが変わる。
まさに波そのものである。
絶滅危惧種に指定されているホオジロザメがモチーフとなっている。
文字盤の8時位置にホオジロザメ(の背びれ)が隠れており、見つけるとほっこりする。
(この時計を持っている人は、全員これを言いたがる)
色自体は派手なのだが、デザインが自然をモチーフにしているためか、お上品な印象がある。
![seiko SBDY031 タートルの文字盤](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03123.jpeg)
seiko SBDY031 タートルの文字盤
インデックスの夜光がこんもり
文字盤上のインデックスには、夜光がたっぷりと盛られている。
これにより文字盤上に立体感が出る。
文字盤の立体感・奥行きは、時計の高級感に直結する。
とても良い。
この夜光は暗闇で非常に明るく光る。
セイコーの夜行は評判が良い。
ガラス材質がサファイアでなく、ハードレックスなのはちょっと惜しい。
ホオジロザメの背びれはこちらの写真の方が見やすい。
![seiko SBDY031 タートルの夜光](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03124-349x420.jpeg)
seiko SBDY031の夜光
ベゼルはヌプヌプと回る
ベゼルは黒と青で塗り分けされている。
ベゼルにある溝も、レコードのようで表情があって良い。
(塗料のノリを良くするため?)
![seiko SBDY031](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03121-496x420.jpeg)
ベゼルの溝が良い雰囲気
ダイバーズウォッチは、おおむね回転するベゼルを装備している。
酸素ボンベが無くなる前に浮上する必要があるため、このベゼルによって時間を測るのだ。
ベゼルの三角(ゼロ)を分針に合わせると、何分経過したかが分かる。
(当然、アラームは鳴らない)
この機能は、勉強・作業・読書・会議などで時間を測りたい場合に、案外使える。
ベゼルの回し心地は、極端に軽くはなく、小さなカリカリ音を伴いながらヌプヌプと回転する。
ベゼルのサイドは、指が引っかかりやすいように溝が掘られている。
![seiko SBDY031のベゼル](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03120-e1667594710319-580x232.jpeg)
特徴的な形状
ムーブメントはグレード低め(4R36)
![seiko movement](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-movement-474x420.jpg)
セイコーのムーブメント
ムーブメントは4R36が搭載されている。
型番:4R36
ベース:-
巻上方式:自動巻
直径:27.4mm
厚さ:5.32mm
振動:21,600vph
石数:24石
機能:センター3針デイデイト
精度:日差 -35/+45秒
PR:41時間
こちら、あまりグレードが高いものではない。
2万円ぐらいの時計にも採用されている。
セイコー タートルの値段を考えると、物足りないグレードではある。
しかし、タートルは外装等にコストを掛けていると考えれば、個人的には文句はない。
正確な時刻はスマホで確認する時代だ。
(正確さを求める人は、機械式の時計はしない)
時計を複数持っているため、1日単位のズレはあまり気にならない。
公称値の日差はかなり幅があるが、セイコーの時計は実際はここまでズレることは少ない。
汎用で故障も少ないムーブメントだろうから、信頼できる。
ラバーベルトに交換した
![seiko SBDY031 タートルをラバーベルトに取替](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY0316-e1667595001152-580x326.jpeg)
メタルベルトとラバーベルト
実はこの時計、純正ではメタルベルトが付属している。
私はセイコーのダイバーズウォッチに関しては、ラバーベルトが好きだ。
セイコーの時計は、ベルトは総じて安っぽいと良く言われる。
見るだけなら分からないが、確かにカチャカチャはする。
私はあまり気にしない派。
取替用のラバーベルトは、スマートウォッチ用にした。
これによって、安くて付け心地の良いベルトをゲットした。
通気性も良くて、かなりオススメ。
ラバーベルトに交換した詳細は、こちらの記事に書いている。
![](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-turtle-belt-300x169.jpg)
細腕でもいけまっせ!
![seiko SBDY031を細腕が着用](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03115-580x326.jpeg)
seiko SBDY031を細腕が着用
私がこの時計を買うのに躊躇していたのは、大きさとサイズが理由だった。
直径は45mm、重さは200g近い。
このスペック、普通に考えたら太さ15.3mmの私の腕では無理である。
セイコーのタートルは非常にデザインの良い時計だが、この直径と重さで諦めた人は多いだろう。
しかし、実物を試着したらサイズはギリギリいけた。
ダイバーズウォッチなので、大きいのは割と自然である。
重さも、思っていたより気にならない。
これは不思議だった。
他のこれより軽いダイバーズウォッチは、もっと重く感じた。
細腕の方、タートルを諦めてはダメだ!
腕が細ければ、ラバーバンドへの取替は非常におすすめ。
重さは間違いなく軽くなる。
フラッシュフィット(メタルベルトの1個目のパーツ)が無くなる分、小さくなったようにも見えるはずだ。
![seiko SBDY031を細腕が着用](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03114-580x326.jpeg)
seiko SBDY031を細腕が着用
競合を紹介
SBDY021 シロナガスクジラ
![SBDY021](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/SBDY021-420x420.webp)
SBDY021
ホオジロザメ SBDY031と最後まで迷ったのが、SBDY021 シロナガスクジラ。
パッと見た感じ、シロナガスクジラのモデルの方がクールで綺麗かもしれない。
こちらの青は濃い・深いグラデーションのブルーである。
色は濃いのだが、距離が離れてもキラキラして見える。
私は、黒のダイバーズを既に持っている。
そのため、シロナガスクジラSBDY021は青の色が濃すぎて断念した。
黒と濃い青は若干ジャンルが被る。
ダイバーズウォッチを1本も持っていない人には、シロナガスクジラを推す。
こちらの方がシックである。
SBDY017(PADI) ペプシカラー
![Seiko-Prospex-SBDY017-PADI-Turtle](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/Seiko-Prospex-SBDY017-PADI-Turtle-580x406.jpg)
SBDY017
赤と青の通称ペプシカラーが魅力的なのがSBDY017。
初見の方には、単に派手なだけに見えるかもしれない。
しかし、時計に詳しくなってくるとこのカラーリングが魅力的に見えるから不思議である。
(氷属性と炎属性的)
一見合わせにくく感じるかもしれないが、テキトー合わせても服とのコントラストが付くので案外使いやすい。
黒のトップスやアウターにサラッと付けたい。
セイコー タートル SBDY031、まとめ!
![seiko SBDY031](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/seiko-SBDY03121-300x254.jpeg)
綺麗!
おっさんになると余裕が生まれるので、多少の遊び心があるアイテムが欲しくなる。
この時計はブルーの輝きに派手さはあるが、ディティールは非常に実用的。
説得力があることで子供っぽくならず、タフな印象を与える。
値段も他の高級時計に比べると高すぎない。
あまり高額な時計は酔っ払ってぶつけるのが心配である。
ラフな飲み会があると、この時計ばかり選んでしまっている。
こういったレギュラー品だけれど、名前の付いた特殊モデルはいつ無くなるか分からないため、気になったら早めに抑えておこう。
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