[st-kaiwa6]市販のアクセサリー
説得力がないものばっか![/st-kaiwa6]
[st-kaiwa2]スプーンリングは
オーラが凄いよ![/st-kaiwa2]
シルバーアクセサリーを付けてみたいけれど、高い。
ビビッとくる程カッコいいのは中々ない。
私はずっとそう思っていて、アクセサリーはチープなものしか購入してこなかった。
世に出回る大半のシルバーアクセサリーに失望していた。
半ば諦めかけていたとき、古着屋でスプーンリングなる指輪があることを知った。
実際に使われていた「アンティークのスプーンを使って、リングを作った」というシロモノである。
ようやく出会えた理想のアクセサリーに歓喜した私は、早速スプーンリングを爆買い。
友人にもスプーンリングの良さを説明した。
魅力が伝わった友人たちも、スプーンリングを複数購入。
[st-kaiwa2]物欲は伝染する![/st-kaiwa2]
この記事では、スプーンリングの魅力と特徴を語る。
この記事が役に立つ人
- 市販のアクセサリーがダサいと感じている人
- 服装がシンプルで、アクセサリーで他人に差を付けたい人
- ヨーロッパ・アメリカのアンティークに興味がある
スプーンリングのルーツ・歴史
スプーンリングのルーツは、17世紀のイギリスと言われている。
当時、銀の結婚指輪は高価であり、経済的に豊かでないと購入が難しかった。
とある裕福な家庭で召使いとして働く男がおり、結婚を申し込む予定の女性がいたそうな。
指輪を買えなかった男性は、雇い主の家から銀食器を盗み、指輪に加工し、愛する女性に送ったと言われている。
[st-kaiwa7]ホントかどうか
知らないけど、
良い話だね![/st-kaiwa7]
1960年代まで時を経て、スプーンリングはヒッピー達の間で流行した。
ヒッピー達の中で、既にあるものを加工してアクセサリーにするという考えが馴染んだのだろう。
更に時を経て、ヒッピーとは程遠い物欲にまみれたカエルのブログ書きがスプーンリングを大量購入した。
[st-kaiwa1]スプーンリングの歴史は
まだまだ続く![/st-kaiwa1]
アンティーク・ヴィンテージならではのリアルさ
スプーンリングは、19世紀に欧米で実際に使われていたスプーンをリングに加工している。
個体によっては、「1847 ROGERS BROS.」等のカトラリー・フラットウェアメーカーの名が刻まれている。
(私のものは、綺麗に刻印が残っているものは無かった)
[st-cmemo myclass=”st-text-guide st-text-guide-sankou” webicon=”st-svg-quote-left” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]テーブルセッティングされた食器類やナイフやフォークをカトラリー(cutlery)と言うが、厳密にはナイフのことをカトラリーと呼び、それ以外のスプーンやフォーク、皿やティーポットを「フラットウェア(flatware)」と呼ぶ。クックドアより引用[/st-cmemo]
当時のヨーロッパ・アメリカでカトラリーに施されたリアルな装飾をまとうことができるのだ。
それに比べると、現在作られているアクセサリー達にリアルさはない。
ヨーロッパ・アメリカの文化を模倣して作ったコピーに過ぎない。
クロムハーツなどの高額なアクセサリーも、スプーンリングに比べると「現代に作られたもの」という印象はぬぐえない。
[st-kaiwa2]リアルガチな
リングですよ![/st-kaiwa2]
かっこ良いけれど、スプーン(ナイフ)!
スプーンリングの仲間として、バターナイフやフォークを曲げたバングルも存在する。
スプーンリング・ナイフバングルは、リアルさに加えてカッコつけすぎていないところが素晴らしい。
これだけ嘘くささのない装飾がされていながら、所詮はカトラリー。
「お前、何アクセサリー付けてんの?」と言われたら、「ただのスプーンだけどね・・・」とスカした態度で言い返すことが可能だ。
リアルさと抜け感をここまで両立したアクセサリーは稀有である。
[st-kaiwa7]戯言だけどね![/st-kaiwa7]
マルタン・マルジェラもスプーンリングを作った!
大人気ブランド「マルタン・マルジェラ」もスプーンリングのデザインを採用している。
価格はメルカリで7〜13万円程。
勝手な予想だが、マルタン・マルジェラのスプーンリングは球数がそれ程多くない。
そのため、極端にプレミアになるほどの人気・知名度は定着していないという印象である。
[st-kaiwa4]ハイブランドは
手を出さないので
詳しくないです![/st-kaiwa4]
スプーンリングを購入する際に、マルタン・マルジェラがデザインしたものもチェックした。
モノを買う際は、高いモノを調べてそれと似ている安いモノを買うと失敗が少ない。
スプーンリングに関しては、マルタン・マルジェラがデザインしたものよりも、アンティークスプーンのデザインの方が好みだった。
マルジェラ風にこだわる必要はないと判断。
マルジェラのスプーンリングがそこまで私に響かなかったのは「模倣なのか、オリジナルなのか」が影響していると思っている。
ティファニーのスプーンバングルもある!
スプーンやナイフ等のカトラリーを加工したバングルには、ティファニーやカルティエといった名の知れたブランドのモノもあった。
ティファニーのバングルは、見た目も非常に美しい。
しかし、値段も他に比べてやや高め。
(1〜2万円)
結局は「ティファニーのバングル」ではなくて「ティファニーのスプーンを曲げたバングル」である。
ブランドのオリジナル品ではないので、「ブランド名」にあまりこだわる必要はないかと思う。
[st-kaiwa1]他のバングルよりは
高いけど、見た目はGOOD![/st-kaiwa1]
ロレックスのスプーンリングもある!
カルティエやティファニーの他、ロレックスのスプーンリングもあった。
ノベルティグッズとして配布したスプーン・フォークをリングに加工したものである。
ロレックス好きは多いので、それなりに人気もあるようだ。
こちらも、普通のスプーンリングよりは高い値付けがされている。
(6000円前後)
[st-kaiwa7]メイドインスイス![/st-kaiwa7]
全くロレックスに縁もゆかりもない人が付けると、しゃばい印象になるかもしれない。
個人的には、ロレックスのスプーンリングよりは、カルティエのバングルの方が好みだ。
スプーンリングはメルカリ・ヤフオクをチェック!
私はスプーンリングを購入した際は、ヤフオク・メルカリでスプーンリングを物色した。
ヤフオク・メルカリでは購入時にクーポンも使えることがある。
スプーンリング職人さんの連絡先が分かれば、直接注文で少しだけ安く作ってくれるかもしれない。
1度目はヤフオク・メルカリで購入し、気に入ったら直接注文にするのがおすすめである。
スプーンリング、けっこう安い!
画像の通り、結構な数のスプーンリングを購入した。
(友人が買った分と合わせてこの量)
この量を購入してしまったのは、価格がリーズナブルだったためである。
ひとつ3000〜4000円だった。
もし新しいデザインで気に入るものあれば、また追加で購入したい。
[st-kaiwa2]物欲、限りなし![/st-kaiwa2]
沢山指輪を付けて、LiSAさんのようになろうと思う。
見えにくい側に良いデザインがある場合も!
スプーンリングは、スプーンの柄の部分が見えやすい作りだ。
だが、見えにくい側に凝った装飾がされている場合もある。
下記の写真のように、重なる部分であればデザインは見える。
指の腹の方にデザインがあると、ほとんど見えない。
[st-kaiwa2]良いデザインを
探すのが大変!
沼にハマる原因だよ![/st-kaiwa2]
スプーンリングのサイズ選び
スプーンリングのサイズ選びは、僅かに引っかかりがある位で選んだ方が良い。
理由は以下の通り。
スプーンリングの特徴
- スプーンの地金が重なる部分にスキマができる
- 普通のリングより、スプーンリングは重い
(大きすぎると抜けて飛んでいく)
シンプルな指輪では、1〜2サイズ大きくても問題ない。
スプーンリングはジャストサイズを推奨する。
指のサイズを測るリングゲージは、思っているより安い。
1つ持っておくと便利である。
私はたまたま万力を持っていたので、大きすぎるスプーンリングは調整した。
小さいものを大きくする方が、一般人には難しい。
万力でサイズ調整する際は、リングに傷が付かないように注意しよう。
購入したスプーンリングの種類
甲冑ライクなスプーンリング
中世の騎士が装着している甲冑を思わせるようなデザインのリング(スプーン)を3つ購入。
(厳密に区別できる訳ではないが)
男性が好きそうなデザインで、スプーンリングとしては無難なデザインの部類である。
失敗したくないと思って真剣に選ぶと、陰キャの男性はこういったデザインばかりを選んでしまう。
[st-kaiwa7]ふーん、つまんねー男![/st-kaiwa7]
植物モチーフのスプーンリング
出品されている数は多いが、意外と選ぶ勇気が出ないのが植物モチーフのスプーンリング。
花柄は友人が買ったもの。
彫りが深く、離れて見た際の印象が良さそうだったため、私がゴリ押しした。
実物は銀色だが、写真では燻した色に見えて渋い。
この葡萄デザインはとてもかわいい。
勇気を出して買ってよかったと思っている。
(割引きの幅が大きかったため、追加で購入したのがコレ)
その他のデザインのスプーンリング
残るデザインは、いかにも「スプーンの装飾」っぽいタイプ。
人それぞれ好みはあるけど、どれもみんな綺麗だね。
左のデザインは古いギターにあるような意匠。
私の趣味がギターのため、外せないと感じて購入。
[st-kaiwa7]全部良いじゃん![/st-kaiwa7]
スプーンリング、まとめ!
スプーンリングは、19世紀前後のヴィンテージのスプーンを加工してリングにしている。
そのため、嘘くささが全くない。
それでいて、元々はカトラリー(食器)なので、カッコつけすぎになることもない。
新しいデザインが販売されたら、また購入したいと思っている。
とても気に入った。
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