[st-kaiwa5]ワイドなジーンズが欲しい
気分なんだけど・・・[/st-kaiwa5]
[st-kaiwa2]今買えばずっと履けると
予想してます![/st-kaiwa2]
2020年頃から、ジーンズが流行りだしている。
その理由は、スラックスが流行り過ぎた反動だろう。
中途半端なシルエットのジーンズを見て、私は当初、ダサいと思った。
しかし、下記のGQ JAPANのジーンズに関する動画を観て、考えが変わった。
今となっては、過去に流行したジーンズ(スキニー、リジッド、激しい加工)は全て狙いすぎなのである。
のっぺりした色落ちで中途半端なシルエットのジーンズを、脱力して履くのがナウい。
そこを狙ってど真ん中で発売されたのが、ユニクロのワイドフィットジーンズだ。
この記事では、ワイドフィットジーンズの特徴と流行の理由をまとめる。
ユニクロのワイドフィットジーンズを買うべきか、スルーすべきかが分かるだろう。
ジーンズブームの理由「スラックスが増えすぎた」
ジーンズ・デニムの人気が再燃しているのは、スラックスが流行った反動と言われている。
シンプルなスラックスから、ニュアンス・ディティールのあるデニムが好まれるようになった。
もちろん、まだスラックスを履いても全然OKである。
スラックスはバランスの取りやすいパンツとして今後も定着するだろう。
[st-kaiwa2]私服でスラックスは
めちゃくちゃ使いやすい![/st-kaiwa2]
私は、今ジーンズを買えば5~10年は履けるんじゃないかと予想している。
その理由を語る。
流行のワイドジーンズは「のっぺり・中途半端」
今流行っているワイドフィットジーンズは、のっぺりした色落ちをしている。
アメリカのジーンズは色落ちの濃淡があるのに対して、ヨーロッパ風だ。
また、シルエットも中途半端。
私はこの程度の太さでは、ワイドパンツとは認めない。
あくまで、「レギュラーフィットより太い」という意味での「ワイドフィット」でしかない。
オタクのジーパンとワイドフィットジーンズは同じ
流行りのジーンズ・デニムは、色落ちが全体的に均一なものである。
「色落ちが均一なジーンズ」は、「チェックシャツとジーパン」のファッションに無頓着なオタクの服装をイメージしてしまう。
[st-kaiwa7]ケミカルウォッシュ![/st-kaiwa7]
私は「流行りのジーンズ」と「オタクのジーパン」は非常に似ていると思う。
「流行りのジーンズ」は、ワイドやフレアで差別化を図ろうとしている。
しかし、パンツのワイドシルエットというのは、よほどはっきりとした太さにしないと明確なワイド感は現れない。
ユニクロ等でちょっとワイドなものを作ったところで、太さはたかが知れている。
フレアシルエットも、服に興味がない人が見て「あ!フレアしてる!」なんて思うことはない。
パンツのシルエットは、大げさな変化をつけない限り他人には分からないのだ。
「流行りのワイドジーンズ」は、シルエットで工夫はしているが、「オタクのジーパン」とほとんど違いはない。
ジーンズは普通で良いとお洒落層が気が付いた
ダサいジーパンと差がないのに、なぜ今ジーンズが流行っているのか。
恐らく、お洒落な人たちが、普通のジーンズでも使い方によってはカッコいいと気が付いたのではなかろうか。
肩肘張らず「頑張っている感」がないので、こなれた印象になる。
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一昔前は、ジーンズと言えば細身のリジッド(新品)か、それなりに加工が入っているものが好まれていた。
中途半端で均一な色落ちはあまりカッコいいと思われていなかった。
パンツによって服に無頓着な人とオシャレな人を区別するためだろう。
ここ数年で流行に敏感な人たちが「均一な色落ちのジーンズでも、オレらが履けばお洒落!」と発見した。
これは大きなパラダイムシフトである。
これによって、今のジーンズのトレンドが出来ている。
流行が続く理由「難易度が高く、正解がない」
私の予想では、ジーンズのブームは長く続く。
理由は以下。
ジーンズが長く流行る理由
- 初心者にとって難しい
(センスがなければオタクになる) - シルエットが中途半端で、全体のバランスを取りにくい
- 黒スキニーや加工デニムのようなはっきりとした正解がない
今までダサいとされてきた要素が多い流行のジーンズに対して、私は抵抗があった。
しかし、「難しくて爆発的に流行らない」というジャンルは長続きする。
ジーンズを履きたい気分でもあるし、ブームが長く続くと判断してワイドフィットジーンズを購入した。
カエルは「65 BLUE」を購入
長く使えるか等、悩み抜いた上でユニクロのワイドフィットジーンズを購入。
カラーは「65 BLUE」にした。
人気のダークグレーではなく、スラックスと差別化できるカラーにしたかったからだ。
この水色は昔は「ダサい」とされてきたカラーである。
(スティーブ・ジョブズっぽい)
おしゃれに気を使い過ぎている印象は皆無だ。
(実際はめちゃくちゃ計算して選んでいる)
ロングコートの下から見えるとカッコ良い。
ワイドフィットジーンズはサイズ感に注意
ワイドフィットジーンズは、ワイドテーパードのシルエットになっている。
しかし、シルエットは全然ワイドではない。
私は32インチを購入した。
普段は29〜30インチを履く。
ワイドパンツは+2インチのサイズで買うのがオススメ。
乾燥機にかけたら1インチくらいは縮んだので、+3インチでもOK。
写真ではけっこうワイドに見えると思う。
実は、通常状態の写真があまりにも「映え」なすぎて、太ももを横に引っ張った。
実際に履いている様子はここまで太いシルエットには見えない。
本当に中途半端なシルエット。
私はスタイルが悪く、ワイドフィットジーンズを普通に履きこなすのは厳しい。
そのため、「くるぶし丈」で「カットオフ(切りっぱなし)」にすることにした。
私は独創的だと思ってやった。
しかし、弁当屋のおばちゃんからは「昔そういうの流行ったよね!」と言われた。
[st-kaiwa4]ぜんぜん独創的
じゃなかった![/st-kaiwa4]
ワイドフィットジーンズのダークグレーはムズい
私の周囲でダークグレーのワイドフィットジーンズを買った友人がいた。
喜んでモデルになって頂いた。(感謝!)
ダークグレーのジーンズは、普及し過ぎたスラックスから置き換えるものとして使われている。
スラックスに飽きた人にはおすすめである。
ただし、上手く雰囲気が出るように合わせないとダサい。
服装にあまり関心が無ければ、ダークグレーのジーンズは不要と思う。
持っていなければ先にスラックスを買った方が良い。
この写真を撮った際も、ジーンズ単品では全く映えずに困った。
太もも部分を引っ張ってワイドさを強調、クッションが出来ないようにパンツをグッと上げてもらった。
単品でカッコ良いのではなく、全体で上手く馴染むアイテムである。
ダークグレーのワイドフィットジーンズの合わせ方
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インスタのお洒落な方から、ダークグレーのワイドフィットジーンズの合わせ方を学ぶ。
アイテム単品で見た場合、使いやすさはスラックスに軍配が上がる。
ダークグレーのジーンズはそれなりに何にでも合わせられる。
しかし、単純に合わせただけではあまりお洒落にはならない。
以下の小技と組み合わせて、「わざとこのジーンズを使ってます感」を出すとかっこ良くなる。
- 小物やアクセサリーを付ける
(サングラスやネックレス、ブレスレット、時計) - タックインして「何かやってる感」を出す
- 色合わせはあえてテキトーにする
- 淡い差し色のあるアイテムと合わせる
ユニクロのワイドフィットジーンズ、まとめ!
何度でも言う。
このジーンズは「ワイド」ではありません!
「レギュラーよりは太い」という意味での「ワイドフィット」なのだ。
ネット上の画像を見ても、お洒落でない人が多い。
理由は以下。
- ワイドだと思って履いている
(写真はワイドに写っていない) - ジーンズを主役にしている
(脇役のアイテムである) - 脱力感・こなれ感がない
(雰囲気不足)
ユニクロのワイドフィットジーンズは、上級者向けのアイテムである。
頑張りすぎないお洒落さを目指して合わせよう。
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