[st-kaiwa6]訳ありの栃木レザーベルト
ってどうなの?
ビジネスでも使える?[/st-kaiwa6]
[st-kaiwa1]皮のムラがむしろ好印象!
ビジネスでも使えるよ![/st-kaiwa1]
訳あり・アウトレットとして妙に安くなっている栃木レザーのベルトを楽天で購入した。
価格はなんと3000円以下。
送料を入れても、ユニクロより安かった。
日本が誇るタンナー「栃木レザー」は高品質で有名である。
私は1本も持っていなかったため、気になって購入した。
バックルに関しては、ユニクロ等であまり売っていないようなタイプを選んだ。
恐らくビジネスにもギリギリ使える。
(文句は言われないだろう)
栃木レザーの訳あり・アウトレット品のベルトをレビューする。
ベルトの訳あり・アウトレットの理由は?
今回購入した栃木レザーのベルトは、「訳あり・アウトレット品」。
どんなヤバいものが届くのだろうか。
[st-kaiwa2]悪い商品だったら
全部レビューしてやる![/st-kaiwa2]
購入したベルトを詳しくチェックしてみる。
表面には、皮の質感が異なって見える部分があった。
写真は、一番シワが多く入った部分を撮っている。
少しシワの入った皮なのだろうか。
染めのムラの可能性もある。
ごくごく小さい傷もあったが、これはベルトホールの周り。
目立たないし、この位置なら使っていれば傷も付くだろう。
裏面には、表面より多くの傷があった。
裏面なので、全然問題なし。
一番、傷の多いところを撮った。
表面の皮質のムラも、ある意味では表情が豊かと言える。
私はこういった「皮らしさ」のあるベルトが欲しかった。
そのため、質感が均一でない「訳あり・アウトレットのベルト」を安く買えたのは大正解だった。
[st-kaiwa2]革製品のムラは歓迎!
安く買えて
捨てずに済むのは
サステイナブル![/st-kaiwa2]
栃木レザーの皮のクオリティについて
楽天のレビューで薄いというコメントがあったため、皮がしょぼいのではと心配していた。
十分厚かった。
厚さは3.7mmある。
[st-kaiwa2]心配させやがって![/st-kaiwa2]
サドルレザー等の硬いものと比べるとしなやかで、日常に使いやすい。
黒染めなので、高級感はほどほど。
ハンドメイドであることを感じさせ、これから良い感じに経年変化しそうな気配がある。
普通だけれど、普通じゃないバックル
ベルトがお洒落かどうかを決めるのは、皮の質感やグレードではない。
実は、バックルのデザインである。
ここで大きく差が付く。
私は自称「ベルト選びのプロ」。
ユニクロ等のベルトのバックルも、充分レベルが上がっている。
しかし、多くの人が使えるようにするため、どうしても無難な形にせざるを得ない。
「普通な印象」になる。
今回選んだ栃木レザーのベルトは、ユニクロのベルトに比べてもう少し丸みがあるものをチョイスした。
(カジュアルに寄せた)
四角いものに比べて、ビジネス感が強すぎない。
普通ではあるが、あえて選んだ人でなければ、持っていない形になっている。
栃木レザーベルトはビジネスでも使える
この栃木レザーのベルトは、ビジネスでもギリギリ使えるデザインだと思う。
バックルはややカジュアルに寄せてあるが、許容範囲。
服装に敏感な人には「カジュアル用のデザインだな」と分かるが、「注意できるほどの特徴」もない。
そこを狙ったチョイスである。
幅も3cmちょうど。
アメカジ系のベルトのように太くない。
ビジネスとカジュアルでベルトを兼用すれば、より使い込みによる変化が期待できる。
ベルトのサイズについて
このペルトは、ウエスト95cmまで対応可能である。
それ以下のウエストの人は、切って調整する。
ベルトのサイズについては以下の通り。
- カットしない状態で、バックルを除く端から端まで100cm
- ウエスト78cm位の私で、6cm切って1番小さい穴になった
- 穴は5つ空いており、最小と最大で10cmの幅がある
ベルトサイズは、ウエストサイズの2インチアップを選ぶのが一般的。
ズボンの厚みを含んだサイズになるからだ。
私は30インチのパンツを履いていて、ベルトは32か34インチを買う。
長さの調整は簡単
ベルトの長さ調整は簡単。
金具を開いて、好みの長さに切断。
再びベルトを挟んで、閉じるだけ。
誰にでも調整が可能だ。
昔ながらの調整方法だが、サイズ間違いがない。
複数のサイズを作らないことで、3000円以下の価格を実現している。
経年変化なのに、なんで黒色?
かつてのエルメスのデザイナーで、ユニクロで「ユニクロU」のデザインを手掛けるクリストフ・ルメールという人物がいる。
下記の写真の人物だ。
この写真、ユニクロの実店舗にも飾ってあった。
一見、普通の服装に見えるが、めちゃめちゃカッコいい。
実は、黒のベルトの塗料が剥がれて、皮の茶色が顔を覗かせている。
(大きい写真でないと、分からない)
革靴で言うところの、茶芯というやつだ。
クリストフ・ルメールの写真によって、私の中で「使い古して皮の色が浮いてきた黒のベルト」の株が爆上がりした。
私も、「黒ベルトで経年変化させたい!」という気持ちを抑えられなかった。
肌色に近い革ベルトを飴色に経年変化させるのも良い。
しかし、個人的には飴色の変化は汚く見えることが多いと思っている。
ムラのある飴色になると、いかにも「使って汚れた」ように見えるのであまり好きではない。
黒以外なら、最初から色の濃いダークブラウンの方が汚らしくみられることは少ない。
訳あり・アウトレットの栃木レザーベルト・まとめ!
購入してみたが、やはり栃木レザーのベルトのクオリティは高かった。
ユニクロのベルトが2990円だ。
ユニクロよりも、訳ありの栃木レザーのベルトの方が安い。
気軽に買って、ガシガシ使える。
栃木レザーのベルトは表情豊かでぬくもりがある。
経年変化も楽しめる。
バックルも期待通りのクオリティ。
コスパと品質を考えると、これほど魅力的なベルトもそう無いだろう。
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