[st-kaiwa5]メガネやコンタクトレンズがめんどくさい!
レーシックってどうなの?[/st-kaiwa5]
[st-kaiwa4]レーシックではないが、PRKという視力矯正をした。
私は満足している。
リスクもあるので、どう思うかは人それぞれ。[/st-kaiwa4]
私はPRKと呼ばれる視力矯正を行い、右目1.5、左目1.5の視力になった。
数字は1.5だが、眼鏡の方が見え方が良かったと思う。
左目の方が若干見え方が悪く、体感では1.2位だ。
左目は若干の施術の不手際があったかもしれない。
人に説明するときはPRKと言っても伝わらないので「レーシック的なやつをやりました」と説明している。
私は医者ではないので、この記事で医学的な内容を語るつもりはない。
あくまで個人の考えを語る。
レーシック等の視力矯正を受けるかどうか迷っている人は多いだろう。
背中を押したり、逆に受けることをやめる助けになれれば幸いである。
長い間ずっと迷い続けるのはめんどうである。
レーシックとは、PRKとは
いきなり医学的な内容になるが、視力矯正の方法(レーシックやPRK)について触れておく。
基本的には何らかの方法で角膜を削って厚さを調整する。
それとは別に、視力矯正のレンズを目に挿入する方法もある。
(レンズを外して元に戻せるメリットがあるが、2~3倍の費用だ)
レーシックは角膜にフラップ(ふた)を作り、フラップをあけて角膜を削り、またフラップを閉じる。
フラップ(ふた)が削った角膜を保護してくれる。
私はレーシックでなく、リレックススマイルという手術方法をやりたかった。
レーザーで除去したい分の角膜をシート上に成形して、スキマを開けて取り出す。
レーシックのようにガバっとフラップを開かなくていい。
私はコンタクトレンズを入れたこともなかったので、目に対して何かされるとつい動いてしまう。
そのため、医師から「手術中に動いても修正しやすいPRKにしてはどうか」というアドバイスがあった。
PRKは目の表面を直接削る。原始的である。
フラップが無いので運動や格闘技に向いているらしい。
手術後のみ保護用のコンタクトレンズが必要だったり、角膜が再生した際に濁りがある可能性があったり、角膜が治りすぎると狙った視力が出ない等のデメリットもある。
ちなみに、格闘家の朝倉未来さんがやっていたのはラゼックというものらしい。
PRK・レーシック・ラゼックについて
視力矯正手術の費用
20万円代前半で私は視力矯正手術を受けた。
具体的な金額を言うと眼科が特定されてしまい、迷惑がかかるので伏せる。
眼内コンタクトレンズのICL、フェイキックIOLは60万円位だった。
(私が調べた際は)
PRKを受けた理由
視力矯正の手術に私が踏み切った理由は以下の通り。
- メガネに金をかけ過ぎていた
- スポーツのときに邪魔だった
良い眼鏡は高い。
高い眼鏡を買うのは、悪いことではない。
毎日付ける、必需品だからだ。
高くても、値段分の働きをしてくれる。
しかし、劣化したり、壊してしまったりで買い替えていると莫大な金を使っていることに気がついた。
私はテニス等のスポーツをしていた。
汗が目に入ると、メガネが邪魔で顔を拭けない。
その回のラリーは片目でボールを見ることになる。
良い加減、メガネに嫌気が刺していた。
コンタクトレンズは、目にものを入れるのが怖かったので入れたことがない。
(手術の方が怖いでしょ、と人にツッコミをくらう)
手術を受け終わってから気がついたメリット
- 地震や停電の際にメガネがなくても良い
- 度が入っていない安いサングラスを買い放題
急にトラブルが起きても、メガネを探さなくても良いというのは視力矯正のメリットだ。
「私は決まった場所にメガネを置いていれば関係ないのでは」と思うが。
1番のメリットは、度なしの安いサングラスが買えるという点だ。
目が悪い人が、度入りのサングラスを良い眼鏡屋で作ってもらうとする。
フレーム代3~4万円+レンズ代2万円でメガネ1本に5万円以上は払っていた。
視力矯正が終わった今、ユニクロ等の良質で安いサングラスが買い放題である。
ユニクロのメガネ、サングラスを4つ持っているが、まだ当時のメガネ感覚が残っている。
20万円分(5万円×4本)のメガネ達がある気になるのだ。
本当は6000円(1500円×4本)なのに。
私の視力矯正に対する考え方
後遺症、不具合の確率について
どのくらいで後遺症や不具合が発生するのかは残念ながら分からない。
多かれ少なかれ症状が残ったとして、「これは手術のせいだ!」と判断するレベルが違う。
医者の側も「その程度のドライアイは良くあるレベルですよ」というかもしれない。
私は日常生活で気になることはないが、高速道路で前の車の後ろのランプが若干眩しいかもしれない。
これももしかすると不具合なのかもしれない。
線引きが人によって違うので、後遺症や不具合の確率はハッキリとは分からない。
それでも不具合の確率を考えたかったので、フェルミ推定を行った。
(つまり、正確ではない)
レーシックを受けて、不満と答えた人は3.4%らしい。
「やや不満と不満」を合わせると5.1%。
レーシックに関するアンケート調査より
(このアンケートの信頼性はひとまず不問とする。眼科でも似たような数字だったと思う)
高額な手術費を支払って視力矯正をしているので、「やや不満」は重大な不具合が発生している訳ではないと思う。
重大な不具合があれば、「不満」と書くはずだ。
手術を受けた人の中には「繊細過ぎる人」や「クレーマー気質な人」もいるだろう。
そう考えると、実際に手術で望ましくない症状(後遺症)が残る確率は3%より低いのではないか。
1~2%と推定する。(私が推測で出した数字なので信頼しないこと)
普段、何となく病院で治療を受けていたとしても、1~2%の確率で予期せぬ出来事が発生することはある。
また、車に乗っていて交通事故に合う確率は1年間で約1%のようだ。
視力矯正は「目に関すること」なので不安は消えないが、後遺症の確率としては高くはないと考えた。
手術を受けるというのは「リスクを選ぶ」こと
視力矯正手術は、ドライアイやハロー・グレア、過矯正や治癒過程で表面が濁る等の不具合が発生する可能性がある。
私は医者ではないので、医療の内容に関しては専門のサイトをご覧頂きたい。
レーシックを受けることをお考えの皆様へ ―そのレーシックは本当に安全でしょうか?― | 重要 | 公益社団法人 日本眼科医会
レーシック後遺症|国立 眼科|みたにアイクリニック|国分寺市 国立駅3分の眼科
レーシックの手法による問題だけでなく、衛生管理を含めた単純な医療ミスも起こりうる。
私が診療を受けた際は、失明することはないという説明だった。
視力矯正手術に関するアンケートの結果を踏まえて、3%程の確立で不具合が起きるかもしれないことは理解すべきである。
実際に初めて眼科に行った際にも「手術のやり方」 「起こりうる後遺症・不具合」「満足度」の説明があった。
(眼科の側は日常的に視力矯正手術をガンガン行っている)
眼科に「絶対の成功を求めること」は不可能である。
手術の手法そのものに小さいとはいえ不具合が起きる可能性が残っているのだから。
私はこのリスクは取る価値があると思ったため、視力矯正手術を受けた。
100点ではないが、それでも満足している
PRKの手術では、片目ずつ回復のための期間を空けて視力矯正手術を行う。
手術の際は「赤い点が点滅しているので、それをずっと見続けて下さい」と言われる。
私の場合、右目の際はど真ん中に赤い点が見えたのだが、左目の際は視界の右端に赤い点が見えた。
手術中は若干視界がぼやけるので、正確に赤い点を見続けることが出来なかった。
(一応、レーザー側も目を追いかけるようにはなっていた)
恐らくそれにより左目の見え方は右目よりも悪い。
しかし、数字上は1.5の視力が出ている。
遠くの小さい文字は左目だと見にくいかもしれない。
(そもそも近づいて見た方が良い大きさの文字だが)
右目は、ど真ん中に赤い点が見えたのでずっと直視し続けることが出来た。
かなり良い結果になったようで、手術直後の別の部屋に連れて行かれて記録された程だ。
私の場合は左目は完全な施術ではなかったかもしれない。
しかし、今はメガネ無しでパソコンからかなり離れていてもこうして文字を打てている。
トータルで「こんなもんかな」と思って充分満足している。