[st-kaiwa7]ロジクールのマウスって、一番高いMXシリーズが1番良いんじゃないの?[/st-kaiwa7]
[st-kaiwa3]それは思考停止かもしれない・・・[/st-kaiwa3]
仕事用でロジクールのマウスの購入を考えたことがある人は、誰しもがフラッグシップモデルをチェックした筈。
「MX Master」シリーズや「MX Anywhere」シリーズだ。
しかし、PC作業の内容を踏まえると、それらのデメリットに気が付く。
ボタンの数が足りないので、割り振れるショートカットが限られる。
どうやら、作業・仕事・普段使いのマウスも、ロジクールならゲーミングマウスから選ぶしかなさそうだ。
「ゲーミングマウスとMXシリーズの違い」を解説する。
ゲーミングマウスとMXシリーズの比較
MXシリーズでカスタマイズして使える機能は、おおむねゲーミングマウスでも出来る。
むしろ、ゲーミングマウスの方がより細かい機能が割り当てられる。
(ゲーミングとその他のマウスで使用するソフトが違う)
但し、MXシリーズでしか出来ない機能もある。
この2つのラインナップの違いについて説明する。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]ゲーミングマウスでも、ライトなモデルには詳細な設定が無い場合がある。[/st-cmemo]
① 「Gシフト」(Fnキーのようなもの)をゲーミングマウスでは使用可能
ロジクールのゲーミングマウスでは、どれかのボタンを「Gシフト」に設定できる。
これはFnキーのようなもので、押している間だけ、他のボタンが別の機能に変化する。
マウスのボタンが6つあるとする。
このうち1つにGシフトを割り当てる。
合計10種類の機能が使えるようになる。
(通常状態の機能5種類 + Gシフトを押した状態での5種類)
ゲーミングマウスの方が割り当てられる機能の種類も豊富だ。
MXシリーズは大分不利である。
② 水平スクロールは、一部のゲーミングマウスでも可能
「MX Master」や「MX Anywhere」は水平スクロールをアピールポイントにしている。
一部のゲーミングマウスでも水平スクロールが可能だ。
(G604は可能、G502は不可)
その場合、「MX Anywhere」で水平スクロールをする場合と同じように、「Gシフト」を押しながらホイールスクロールをする。
(情弱なので知らなかった)
あと、G604のG-Shiftは便利
側面のボタンの一つをG-Shiftに割り当てれば人差し指と中指で計14ボタン操作が可能!
G-Shift+ホイールスクロールを水平スクロールに割り当てた際のExcelの操作感はMXの水平スクロールを上回るかもデバイスのカスタム設定って楽しい
— kozuta (@kozuta2) June 18, 2020
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]G600等の古い機種(9年前発売)はできない。
購入前に個別で出来るかどうかを確認した方が良い。[/st-cmemo]
③ 「Logicool Flow」はMXシリーズ(と一部機種)のみ使用可能
異なるPCやデバイスを行き来してデータ(文字や写真)をコピー・貼り付けする「Logicool Flow」機能は、ゲーミングマウスには無い。
この使い方をするなら、MXシリーズで間違いない。
正直、私の用途では 「Logicool Flow」を使う場面が無い。
(ロジクール公式HPより引用)
④ MXシリーズはジェスチャー機能がある
(ボタンが少ない代わりに)
MXシリーズには、ボタンが少ない代わりにジェスチャー機能がある。
ジェスチャーにより画面切り替えをする方は、便利なようである。
(デュアルディスプレイ派の人はいらないかも)
ジェスチャー機能を掘り下げる。
細かい操作でジェスチャーは使いたくない・・・
マウスを操作する時は、キーボードから右手を離す場面である。
文字を選択したり、動画編集で範囲選択したりする状況が想定される。
「範囲選択をした場面では、あまりマウスを動かしたくない」のではないだろうか。
(実際は、ボタンを押してしまえばジェスチャーの認識に入るので、選択した範囲は動かない)
私は、繊細な作業中にあまりマウスジェスチャーで作業はしたくない。
フォルダやアプリの立ち上げ、画面の切り替え等なら、ジェスチャーで済ませる。
ジェスチャーのためにボタンを1つ使ってしまう
MXシリーズは、ジェスチャーのためにボタンを1つ使ってしまう。
ゲーミングと比べたら「ただでさえボタンが少ないのに」だ。
「MX Master」は親指の下部にジェスチャー用のボタンが追加で用意されている。
更にボタンが減る「MX Anywhere」では、ジェスチャー用のボタンは用意したくない。
ジェスチャー用のボタンを2つにするのは「アリ」かも
ジェスチャー用のボタンを2つ作ることも出来る。
その場合、「ボタン2つ×4方向=8種類」の機能が使える。
これは強い。(ボタンを2つ潰すけど)
ジェスチャーおじさんになれる。
ただし、ジェスチャーで割り当てられる機能の内容を確認した方が良い。
⑤ ゲーミングマウスの設定ソフト「G HUB」が不評
ゲーミングマウス推しの内容で進めてきた。
しかし、設定ソフト「G HUB」の評判は良くない。
「直感的な操作が出来ない」
「他のアプリ用に設定をする場合、デフォルトから入力する必要がある」
等、使いにくい。
ただ、設定自体はちゃんと出来るようである。
セットアップには時間がかかるということだ。
MXシリーズとゲーミングマウスの比較まとめ
ゲーミングマウスを詳細に調べた結果、「ロジクールはゲーミング以外のマウスで本気を出していないのでは」とまで思わされた。
「MX Master」「MX Anywhere」はゲーミングマウスと比べて機能が豊富とは思えなかった。
ゲーミングマウスは見た目がいかついので、「機能はほどほどで見た目重視」の方は「MXシリーズ」がおすすめ。
「Logicool Flow」を使わないのであれば、ゲーミングマウスの5,000円前後のモデルでMXシリーズと同じ機能が使える。
MX Master、MX Anywhere
こんな方におすすめ
- 「Logicool Flow」でデバイス間のコピー・ペーストをする方
- 見た目、スタイリッシュさを求める方
- あまり多くのショートカットキーをマウスで使わない方
- ボタンでなく、ジェスチャーメインで操作をする方
- ジェスチャーで画面を切り替える方
- ボタン2つをジェスチャーにして、8種類の機能を使う方
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