[st-kaiwa5]ハゲは治るの?[/st-kaiwa5]
[st-kaiwa1]AGA治療薬で治る
可能性は高い![/st-kaiwa1]
私は20代中盤から「ハゲ・薄毛」について悩んでいた。
20代から禿げてくると、他のことが手に付かない。
当時はかなり深刻に悩んでいた。
苦しんだ結果、いろいろなモノに手を出した。
「溺れる者は藁をも掴む」のである。
- 2度の植毛
- 効かない育毛剤
- 購入して1度も使わなかったふりかけ(粉をスプレーで固めるヤツ)
- AGA治療薬
結論、AGA治療薬で私のハゲ・薄毛は治った。
5年以上経過したが、今のところ問題なし。
計算したところ、使っている薬の金額は1ヶ月(31日)あたり、1652円。
(個人輸入のため、為替や材料費などで価格の変動はある)
10代の頃のようなボリュームはないが、年齢を考えるとこんなものだと思っている。
職場の禿げた人からは、現在の私の頭髪を見て「髪を分けてくれ」と言われた。
それに対しては、「薬で増やしてるだけ!あげられません!」と言い返している。
この記事では、私の「ハゲに悩んだ時期」から「ハゲの克服まで」をまとめる。
今現在、「ハゲ・薄毛に悩む人」や「ハゲ・薄毛の気持ちを知りたい人」は必読の記事である。
あくまでエンタメとして成立するように、科学・医学の話は省く。
(別の記事にする予定)
20代中盤でハゲはしんどかった
20代中盤は、バラ色の年代である。
自分でお金を稼いで好きなことに使えるようになり、給料は将来的に上がることを期待する。
結婚がまだであれば、「素敵な人と結婚できる」「幸せな家庭を築ける」というビジョンを持つことができる。
人は前向きな未来がある可能性を信じられることで、明るくなれるのだ。
未確定の要素が多いほど、期待できる項目が増える。
私が勤務する会社の後輩を見ていてもそう思うし、当時の私も未来に期待していた。
当時、20代中盤の私は「歯の矯正」を始めていた。
「歯の矯正が終われば、矯正前よりはモテるだろう」という僅かな期待があった。
だが「ハゲ・薄毛」はそこに影を落とした。
父親が禿げており、いつかは私もそうなるだろうと思っていた。
その「いつか」は予想よりも遥かに早かった。
[st-kaiwa2]まさか20代から
禿げると思わないわな![/st-kaiwa2]
「歯並びも悪いままだし、ハゲてきたし、どうすりゃ良いのさ」
当時、そう思ったのを覚えている。
結婚の予定なし・彼女なしで20代中盤からハゲるとめちゃめちゃしんどい。
また、科学的にもハゲ・薄毛によって自信が失われ、仕事の成果も減ることが分かっている。
この根拠は自尊心か何かに影響するものだったと思う。
例えば、議論の場で正論を言ったとしても、「うるせーハゲ!」と言われると負けてしまうのだ。
「本当に正しいのか分からない意見」よりも、目の前に証拠がある「うるせーハゲ!」が強いのは当然である。
ハゲに気がつくのは30代以上の男性
私は元からおでこが広い。
指が4本以上入る広さだ。
成人前はかなりの剛毛だったため、デコ広に不都合を感じる機会はそこまで多くなかった。
私が自分のハゲに気が付いたのは、前髪がスカスカだと感じる頻度が上がったことが理由だ。
私の髪を切っていた美容師の方(女性)は、「これぐらいは普通です」という意見だった。
あけすけに会話する関係だったので、社交辞令ではないはずだ。
しかし、自分では明らかにハゲてきたと感じていた。
働いている会社では、3人から「禿げ始めてるよ」と指摘された。
この3人の年齢の内訳は、全員男性で30歳、35歳、50歳。
ハゲが気になるお年頃の男性の方が、他人がハゲてきたかどうかに気が付きやすいようである。
(ハゲでマウントの取り合いになる)
恐らくこの3人は、私に「ハゲてきた」と指摘したことを覚えていないと思う。
私は今「薄毛・ハゲ」では無くなっており、私がハゲていた期間は3年ぐらいなので忘れていると思われる。
回復・修正すれば、他人の欠点はすぐに忘れ去られる。
ハゲの原因は「遺伝」でしかない
ハゲの原因として、以下の例が挙げられる。
- 睡眠不足
- 栄養不足
- 運動不足
- 血流悪化(喫煙など)
- ストレス
- 遺伝
私はハゲ対策としてあらゆる生活改善を試した。
完璧ではないが、周りから見ても健康意識の高い人物だったようである。
しかし、ハゲは治る気配も、改善の気配もない。
(健康の知識は今でも役立っている)
タバコを沢山吸って、身体に悪いものを食べて、不規則な生活をしても、ハゲない人はハゲない。
ホルモンの関係上、ハゲに繋がる物質が作られやすい人はハゲる。
ハゲるかどうかは、9割以上が遺伝だと思っている。
[st-kaiwa2]本人の行動の割合は
極めて低いと思う![/st-kaiwa2]
悪口はほとんど的外れ
ハゲが治った今、私は若くてハゲている人に対する悪口を良く耳にするようになった。
- あの歳であれは酷いわ。あんまりだ。
- 〜でストレスがあるから、そりゃハゲるわな。
- もう少し健康に気を使った方が良いんじゃないか。
私は「ハゲの原因のほとんどは遺伝」だと分かっているので、上記の指摘は的外れだと知っている。
そのため、「不当な理由でハゲを馬鹿にする人は、愚か」だと思っている。
これは、ハゲを克服した今でも同じだ。
「良く知りもしないくせに、他人を批判する人」を炙り出すには、「ハゲ批判をしているかどうか」で一目瞭然である。
皆さんにもぜひ活用して頂きたい。
[st-kaiwa7]文章に熱が
入りすぎじゃないの!?[/st-kaiwa7]
1度目の植毛にチャレンジ
毛髪がスカスカになり始め、今後も悪化していくことは当時の私には耐え難かった。
そこで、植毛をすることを決意した。
植毛に関して、失敗することはほぼ無いのではないかと思う。
ネット上で事例を沢山調べたが、植毛失敗に関する情報は見なかった。
当時の私は、今ほど怖いもの知らずではなく、失敗に対してビビっていた。
植毛して毛が生えないことが怖いし、他人にバレるのではという心配もあった。
そこで、評判は良いがかなり高額なクリニックを選んだ。
金額は安い普通車1台分ぐらい。
めちゃんこ高いが、ハゲで人生の選択肢が閉ざされてしまうよりは良いと判断した。
迷ってグダグダしているよりは、すぐに行動したことは正解だったと思う。
植毛の方法は以下の通り。
- 後頭部のハゲホルモンの影響を受けない元気な毛根を1株ずつ取る
[私は1200株(グラフト)ぐらいだった気がする] - 培養液に移して、待機しておく
- 禿げている部分(おでこや頭頂部)に穴を空ける
- 禿げている部分に後頭部から採った毛根を植え付ける
私は広かったおでこが狭くなるように植毛を行った。
植毛に関わった部分(後頭部とおでこ)は、自分の髪をかぶせてしまえば隠れる。
(術後に部分カツラを付けた)
植毛したおでこはかさぶたになっているのだが、色が黒いので髪の間から透けても分からない。
髪をめくられない限りは、他人にバレることは無いだろう。
(この時は、背後を取られるのが怖かった)
植えた毛根は、一度はポロッと取れてしまう。
このことで不安を感じるが、毛根は定着している。
植毛してから100日程で新しく産毛が生え始め、200日もすれば伸び始める。
術後、300日〜1年ぐらいで概ね完成に近い状態になる。
1度目の植毛を終え、私はしばらく「ハゲ」から開放された。
2度目の植毛は安いクリニックで
平穏な日々は、そう長くは続かなかった。
植毛で植えた部分の髪の密度は、それ程高くはない。
また、他の部分の抜け毛が収まった訳ではない。
(植えた部分は、ハゲホルモンの影響を受けないので抜けない)
私は再び、ハゲの恐怖に苛まれるようになった。
とはいえ、もう攻略方法は分かっている。
また植毛すれば良いのだ。
しかし、植毛の費用は異常に高い。
私は横浜の安くて信頼できるクリニックに施術を頼むことにした。
ヨコ美クリニック|横浜・首都圏の植毛・自毛植毛・薄毛治療・AGA治療の専門医
以前は毛根を1株ずつ取る手術の方法を選んだが、それでは費用が高額になる。
後頭部をテープ状に切り取って、その毛をおでこに植える方法で植毛を行った。
費用は大体100万円だった。
(それでも高いが、手詰まりになるよりは良いと思っていた)
ホームページにも登場する医院長が、実際にカウンセリングをしてくれる。
ちょっと厳しそうだが、非常に信頼できそうな方だった。
このときに薬も提案された気がするが、「使い続けるのも面倒で、副作用も怖い」と言って断った気がする。
手術は、高額なクリニックの大げさな手術室に比べて、普通の部屋で行われた。
おでこの左右から2人の女性の医師(看護師?)が毛根を植えていく。
この左右の医師は、作業スピードも植え方の癖も違っていた。
左右の仕上がりが同じになるか心配だったが、仕上がりは問題なし。
ヨコ美クリニックは、個人的にはかなりオススメである。
また植毛するなら、お世話になるつもりだ。
1回目の植毛とほぼ同じ期間で新しい髪が生えてきた。
私は再び安心を手に入れた。
高いサービスと安いサービスの違いを知る
価格の倍以上違う2種類の植毛手術を受けたことで、私は価格毎のサービスの違いを知った。
- 受付の雰囲気
- 昼食のお弁当の有無
- 手術の途中の案内の丁寧さ
- 宿泊するホテルの手配をしてくれる
私は植毛がしたかっただけである。
バケーションで高級なリゾートに行ったわけではないので、これらのサービスは不要だった。
受付の反応がしっかりしていることで、何となくお客さんは安心する。
しかし、それで手術のクオリティが変わる訳ではない。
例えば、「車のディーラーの接客態度が悪い」と不満を言う人がいる。
しかし、「車本体の価格が安いなら、それで良くないか?」と私は思う。
メンテナンスなどの機会で顔を合わせるとはいえ、しばらくやり過ごせばその時間は終わる。
阿呆ほどお金を使ったが、サービスの本質を考える癖が付いた。
社長の植毛が分かるようになった
現在、私が努めている会社の社長は、恐らく植毛をしていると思う。
禿げている範囲に対して「どうしてそこに毛があるの?」と思うような人は、恐らく植毛をしている。
私としては、植毛トークでぜひとも盛り上がりたい。
が、指摘したら最果ての地に左遷させられるだろう。
「穴を掘って、再び埋める仕事」を死ぬまでするのはキツい。
私の後頭部は毛がまばらで傷がある
2度の植毛により、私の後頭部は「毛がまばらな部分」と「傷」がある。
「毛がまばらな部分」は、1回目の植毛で1株ずつおでこに移植したことによる。
「傷」は、2回目の植毛でテープ状に後頭部の皮膚を切り取ったことによる。
気にしていたこともあったが、今は全く気にならない。
他人が気がつくことは無いだろう。
私は髪は自分で切っており、セルフカットで「コボちゃん」の髪型にしている。
弱点である後頭部は丸出しだが、違和感に気が付いた人は皆無である。
![](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/12/コボちゃん.jpeg)
漫画「コボちゃん」より引用
効かなかった育毛剤
2度の植毛を行い、頭髪の状態はかなり良くなっていた。
しかし、ハゲの進行が止まった訳ではない。
髪がスカスカに見える場面があり、何かしらの対策が迫られた。
この時点で、金銭的にも、アプローチ的にも、植毛がベストの対策でないことが分かった。
そこで「塗るタイプ」の育毛剤を試した。
これはほとんど効果を感じなかった。
(メーカーを書いたら訴えられる気がするので、やめておく)
この育毛剤は、いわゆるAGA治療薬と同じ働きをする成分を植物から抽出して配合しているという商品。
AGA治療薬と同じように機能するし、植物由来で副作用もない。
理屈の上では、メリットだらけだ。
しかし、私は効果を感じなかった。
途中までこれを使ったが、余った分はメルカリで売った。
この経験から、「塗るタイプは信用できないし、使うのがめんどくさい」という印象が付いてしまった。
(結論)AGA治療薬を使う
結局最後にたどり着いたのが、最もメジャーなAGA治療薬。
「フィナステリド」「ミノキシジル」である。
この2つを使うことで、それぞれ抜け毛防止・発毛の効果が得られる。
科学・医学の説明をするとくどくなるので、説明は簡単に済ませる。
「フィナステリド」は、前立腺肥大の治療薬として開発されたが、後に抜け毛防止の効果があるとされた薬品である。
抜け毛の原因となる種類の男性ホルモンが生成されるのを防ぐ。
「フィナステリド」は副作用として、1〜5%の割合で性欲の減退、1%未満の割合で勃起機能不全・射精障害・精液量減少など性機能に関する変化を起こす可能性がある。
「ミノキシジル」は、高血圧の治療に用いる血管拡張のために開発されたが、血行促進により発毛効果が認められた薬品である。
「ミノキシジル」は副作用として、頭皮以外の体毛が増えることや、低血圧や動機・頭痛・めまいを引き起こす可能性がある。
[st-kaiwa7]副作用は怖いね![/st-kaiwa7]
AGAのクリニックに行くのが無難
AGA治療薬は、副作用を起こす可能性があるのでAGAクリニックで診療を受けた上で処方してもらうのがオススメである。
だが、私はそれをしなかった。
理由は2つ。
- 副作用があった場合、薬をやめることしかできない
(診療を受けたとしても、他にすることがない) - AGAクリニックで処方を受けると費用が高い
AGA治療薬を飲んで副作用があったとする。
その際にできる行動は、「薬をやめる」ことだけである。
最近は「オンラインで診察を受け、AGA治療薬を処方してもらう」ことも行われている。
もう、そうなってしまうと診療を受ける意味はないと思っている。
個人の責任で治療薬を服用し、問題があったら「やめる」か「近くの病院に行く」のと変わらないのではなかろうか。
(オンライン診療では、直接の治療は受けられないので)
AGAの治療薬は、フィナステリドとミノキシジルの両方を処方してもらった際の相場が1万5000円〜3万円と言われている。
(ネット調べ)
これは、老人になるまで毎月支払い続けるにはかなり高額である。
ハゲに課せられた税金と呼んで良いだろう。
この2点が懸念材料となり、私は個人輸入でAGA治療薬を試すことにした。
「身体がどんな反応を起こしているか」には人一倍敏感であるが、副作用はほとんどなかった。
- 体毛は少し増えた
- 動機・めまい・頭痛は「なし」
- 性欲減退・勃起不全は「なし」
「フィナステリド」と「ミノキシジル」を飲み続けていることで、私のハゲとの戦いは終わりを告げた。
飲み続けて5年経つが、ハゲる気配はない。
(抜ける毛の本数は、人よりは多い)
[st-kaiwa2]ハゲは卒業![/st-kaiwa2]
個人輸入では、2種類分、月に1652円
私はオオサカ堂でAGA治療薬の個人輸入を行っている。
共に効果がある範囲でなるべく少ない量を選んでいる。
もっとも価格がお得になるよう、どちらも3箱セットで買った場合は月に1652円。
(記事執筆時の価格です)
これぐらいの値段であれば、格安simを契約した際の金額と同じである。
無理なく続けることが可能だ。
下記の画像をクリックすることで、サイトにて治療薬を確認できる。
「買う」のは違法ではない
個人が海外からAGA治療薬を買うのは違法ではない。
詳しくは下記を呼んで頂きたい。
池袋AGAクリニック:個人が自分で輸入手続きをするだけでなく、輸入代行業者に海外のAGA治療薬の輸入を依頼して、それを手に入れても違法ではありません。
逆に、「海外からAGA治療薬を輸入して売る」のはアウトになる。
そのため、オオサカ堂はあくまで以下の行為をしているだけである。
- 国外の発送業者への注文を代行する
- ユーザーが希望する商品の注文を受け付ける
オオサカ堂が営業を中止したら、格安でAGA治療を使っている多くの人が困るだろう。
ホームページを見る限り、1997年から運営しているため、心配は不要と思っている。
植毛も無駄ではなかった
AGA治療薬を使ってハゲは治った。
植毛が無駄になったかと言われると、そうではない。
AGA治療薬は、元々毛が生えていたエリアにしか毛は生えてこない。
私が行った植毛は、少しおでこの生え際を下げるようにした。
生え際を下げたことで、植毛をしたメリットは充分あったと言える。
コンプレックスを乗り越えて前に進んできた
私は元々、ハゲ以外にもコンプレックスが多い人間だった。
だが、工夫や努力、挑戦でこれらを越えることができた。
- ハゲ → AGA治療薬で治した
- 歯並び → 歯列矯正(裏側)で治した
- クラスで2番目に足が遅い → 上位10%の足の速さになった
- 音楽経験なし → ギター・ピアノが弾ける
- 運動音痴 → テニスやバスケットボールが出来る・サッカーのリフティングが100回出来る
元々能力があったとして、高身長イケメンで何の不自由も無かったら、私は努力をしていなかったと思う。
自分が苦しんだことで「出来ない人・苦しんでいる人の辛さ」を理解できる人になることが出来た。
「ハゲ」はかなり辛かったが、自分がそれを乗り越えたことだと思うことで、「また何か克服できるのでは」とやる気が湧いてくる。
「ハゲ・薄毛」は、AGA治療を受けることで概ね改善する。
現在悩んでいる方は、勇気を持って治療してみて欲しい。
これを読んでいるハゲていない方は、「ハゲ」に優しくしてあげよう。
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