[st-kaiwa7]今の若者って
Google検索も
使えないの?[/st-kaiwa7]
[st-kaiwa2]Google検索離れ
は正しいかもしれない![/st-kaiwa2]
「若者がGoogle検索を使わず、SNSで検索をするようになった」というニュースをだいぶ前に見た。
私はこのニュースを見て「若者は長文が読めない・画像ばかり見るからGoogle検索しない」のかと思った。
しかし、私の考えはまるっきり間違っていた。
むしろ、Google検索を避ける若者の感覚は正しいのかもしれない。
無意識にそういった行動をとっているとしたら、若者は非常に合理的である。
「Google検索離れ」「SNS検索」が起きている理由について語る。
Google検索離れの理由「正しさを優先しているため」
現在のGoogle検索は、企業や公的機関(病院や役所など)を優先して上位表示している。
検索した人が間違った情報を掴まないように「情報発信者に権威性があること」を重要視しているためだ。
公的機関の情報は、読んでいて退屈である。
研究機関の情報は、内容が難しく、実験室以外の条件で役に立つかどうかを実感できない。
企業の情報は、「これは素晴らしい機能!」と説明していても、使ってみて本当にユーザーの役に立つのかは分からない。
もし、企業や公的機関のメディアがない場合は、大手ウェブメディアが運営するランキング・比較サイト、個人が作成した特定の分野に特化したアフィリエイトサイトが続く。
ここで挙げた「企業」「大手ウェブメディア」「アフィリエイトサイト」は全て利益を上げるために運営されている。
そのため、商品・サービスを強く批判することが出来ない。
無難な内容になりがちである。
Googleが正しい情報を優先するようになった結果、表示されるのは正しくてつまらない情報か、商品を売るための記事だけになってしまった。
どこの馬の骨がやっているか分からない個人の雑多な意見が乗っているブログは検索から排除されたのだ。
(検索するジャンルによります)
[st-kaiwa7]新聞がつまらない
のと似てるかも![/st-kaiwa7]
ちなみに、GoogleがSEOで評価するのは5000〜1万文字以上の長文であることが多い。
読むのもしんどいのである。
私の記事は、2000〜5000文字であることが多い。
「Googleの変化」「若者の適応」
Google検索では、「普通の個人の意見」を見つけることが難しくなった。
だから若者は「SNS検索」を使うようになった。
若者は状況に適応しただけで、変わったのは正しさを優先するようになったGoogleの方なのである。
これを思い知らされたとき、「若者ってすげーな!」と素直に思わされた。
Googleの変化をいち早く察知し、適切な行動を選択したのである。
人類の進化・適合を目の当たりにした気分だ。
Googleの判断は正しい
Googleという企業は、とても巨大である。
巨大になった結果、自社の利益よりも社会的責任を優先しなければならなくなった。
もはや社会インフラの一部となった状況で、偏った情報を発信することが許されなくなった。
掲載する情報の正確さを、プログラム・アルゴリズムによって担保する必要がある。
Googleとしても、検索がGoogleからSNSにシフトしてしまうのは望んでいないだろう。
自社の利益にならないからだ。
(検索がメイン事業でない説もあるが)
それでも、巨大になったGoogleは「正しく」あることが求められている。
日記のようなブログは読まれなくなる
私はここ数年で「昔からある日記のようなブログが減った」と感じていた。
この理由は以下の2点だと思う。
- 収益化目的でワードプレスでブログを運営する人が増えた
(はてなブログなどもある) - 日記のようなブログが検索でヒットしなくなった
例えば、内容は日記形式だが、読まれれば爆発的にヒットするブログがあったとする。
取り扱っている内容はメジャーでありふれたキーワード。
このブログの運営者は、SEO対策(Googleに気にられる方法)を知らず、SNSもやっていないと仮定しよう。
恐らくこのブログは誰にも永遠に読まれることはない。
今のGoogleが使っているアルゴリズムというのは、「正しいもの・役に立つもの・専門家が発信するもの」を優先する。
ブログを書いて全世界に発信しているつもりが、誰も見る手段が無いという状況になるのだ。
[st-kaiwa8]びっくりするほど
ディストピア![/st-kaiwa8]
ニッチなキーワードを取り扱うブログであれば、内容が日記形式であっても競合がいないため、検索で表示される。
カエルのブログもダメ!
このブログも、恐らくGoogle検索で浮上することは無いと思っている。
例えば、下記は私がまとめたおすすめの黒リュックの記事である。
検索で上がっているキュレーションメディア(まとめ記事)の情報からは「熱意や本気で選んだ感」を感じなかった。
「私だったら、もっと良いものをおすすめできる!」と思って書いたものだ。
だが、私のブログはカバンやファッション、情報のまとめに関する権威性は無い。
また、あまり長くなっては読みにくいと思い、文章も少し削った。
雑記ブログで短い記事は、Googleに好まれない。
例を上げると、以下のような記事はGoogleに好まれる。
内容は素晴らしく、役に立つ記事だが、ライターが書くアフィリエイト目的のものである。
困っている人の役には立つが、全員がこれを読みたい訳ではないだろう。
私のブログも、見に来てくれる人がいなくなったらネット上の孤島になる。
忘れ去られていくだろうが、たまにはこのブログを見に来て欲しい。
[st-kaiwa2]お気に入り登録してね![/st-kaiwa2]
Twitter、YouTube、Instagramの検索機能を活用!
話を元に戻す。
Googleの検索結果が「お堅いもの、企業のもの、長文のアフィリエイト」で溢れている状況である。
個人の意見や読みやすく分かりやすい情報に辿り着くには、SNS検索を使うべきである。
- Twitter → 最新・リアルタイムの情報が知りたいとき
- Youtube → 動画で観たいとき
- Instagram → 画像で知りたいとき、ハッシュタグで絞れるもの
私は本来はSNS検索はやりたくない。
複数のSNSを検索するのが面倒だからだ。
新しい情報をSNSで見つける度に、発信者の信頼を確認する作業が必要になる。
Googleで面白いメディアを見つけにくくなったので、仕方なくやっている。
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