[st-kaiwa7]高額なキーボードって買う意味あるの?[/st-kaiwa7]
[st-kaiwa2]ミスが減って、タイピング速度も上がるよ![/st-kaiwa2]
高額なキーボードを使ったところで、押し心地が良いだけで意味はない。
そう思ってはいないだろうか。
良いキーボードは押した感覚がクリアなので、ミスタイプが減る。
ミスへの心配が減ると、タイピングの速度も増す。
ふるさと納税でも購入可能な最強キーボード「東プレ リアルフォース」をレビューする。
(リアルフェイスはKAT-TUNのデビューシングル)
有線キーボード[USB・Win]REALFORCE S R2 静音 ALL45g(日本語108キー かな無し・ブラック) R2S-JP4-BK
東プレ リアルフォースの機能
優れた打鍵感(静電容量無接点方式)
静電容量無接点方式を採用しており、抜群の打鍵感を誇っている。
これにより長時間の使用でも疲れにくい。
静電容量無接点方式は、キーを押し込んだ際の静電容量の変化を利用して入力を行うものだ。
物理的なスイッチがなく「滑らか、軽やかな」打鍵が可能で素早い入力に適している。
チャタリングも起きない。(1回しか入力していないのにダブルクリックになること)
パンタグラフキーボードでチャタリングが起きると本当にいらいらする。
ちなみにキーボードには以下の種類がある。
- メンブレンキーボード(もっとも安い)
- パンタグラフキーボード(ノートPCのに使われる)
- メカニカルキーボード(メカとしての軸が独立して入っていてカチャカチャする)
- 静電容量無接点方式
メカニカルにも良いキーボードがあるが、やはり最高峰は静電容量無接点方式と思う。
値段が高いこと以外はあらゆる面で優れている。
優れた耐久性
リアルフォースは5,000万回の耐久試験をクリアしている。
静電容量無接点方式であることは、物理スイッチがないため耐久性にも貢献している。
フェルミ推定をしてみる。
ブログ1記事で3,000文字打つとすれば、ローマ字入力と考えて6000回キーを打つ。
書き直しを考えると多めに見積もって1万回としよう。
そのうち、使用頻度が高いキーは1/10の1,000回打っていると推定する。
5,000万回÷1,000回/記事(1記事当たりの使用頻度の多いキーの入力)=5万記事
リアルフォースは5万記事書いても壊れないようだ。
毎日更新して記事を書くなら、137年かかる。
長く付き合える相棒になること間違いなしだ。
東プレ リアルフォースの選択肢
キーの荷重が選べる(変荷重もあり)
リアルフォースのキー入力の荷重は30g、45g、50gの3種類だ。
30gは軽いタッチで押せる。
ただでさえ「フェザータッチ(羽のように軽いタッチ)」が売り文句のリアルフォースが更に軽い打鍵感になる。
高速タイピングを極めたいユーザーは30gがおすすめだ。
かなり抵抗が小さくなるので、雑に指を動かしていると無意識にキーを押してしまう可能性もある。
打鍵感が薄くなってしまうという人もいる。
45gがリアルフォースの標準である。
私もこちらを使っている。
「もう5g軽ければ良いかも」と思うこともあるが、充分軽いタッチで打ち込める。
タイピングスピードが速くなった際に、抵抗がある方が混乱しにくい。
いつ打ち込んだかの感覚があるし、ミスタイプ直前に抵抗により踏みとどまれたりする。
同じ45gでも、他社HHKBの45gより軽いようだ。
55gは重めだが、打鍵感が良くなるという噂もある。
しかし、試さないと買うのは怖い。
小指の荷重が30g、その他のキー荷重が45gの変荷重というモデルもある。
小指の力は弱いので、理にかなった作りだ。
当方はピアノを弾くので、小指だけ打鍵の重さが違うと困る。
一般的には30gは軽すぎ、55gは重すぎと言われている。
迷ったら標準の45gにしよう。
静音タイプか、通常タイプか
私は静音を購入した。
静音と言っても、連続して普通に打鍵すればころころした音はする。
(この音が愛おしい)
単独でキーを押すとほぼ無音。
リアルフォースは静音になると打鍵感が損なわれるという方もいるので、気になる方は触って選んだほうが良い。
「音ではなく、指先の感覚を重視したい」ので、静音で良いというのが持論だ。
テンキーの必要性
これは本当に人による。
テンキーが無くなると手のひら1つ分くらいはマウスとキーボードを操作する右手が近づく。
私はテンキーの恩恵を感じているので、テンキーは欲しい派。
右手とマウスの距離は、時間としてのロスが生じるものではない。
数字打ちでもたもたしている時間の方がもったいない。
印字の違い
リアルフォースには「ゴールド印字」と「ブラック印字」がある。
「ゴールド印字」にはレーザー刻印、「ブラック印字」は昇華印刷だ。
(基本、ブラックしかないようで、ブラックの本体にブラック印字もある)
レーザー印刷は「文字が消える」と言われていたりするが、ブログを書きまくっても全然薄くなっていない。
あまり気にしなくても良いと思う。
文字が消える位に使う頻度の高いキーの文字が消えても、覚えているので何の影響もない。
APC機能(入力検知の深さ)
リアルフォースにはAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)という機能を持ったモデルもある。
入力の深さを1.5mm、2.2mm、3mmの3段階に調整でき、素早くタイピングしたい場合は1.5mmに、不意の誤入力を防止したい場合は3mmに設定する。
「超フェザータッチで底打ちする前に指を上げる」という方にはこの機能は重要だ。
恐ろしく速いタイピング、リアルフォースでなきゃ見逃しちゃう。
一般ユーザーなら間違いなく不要なので、この機能の無いモデルを選択しよう。
キー入力を浅くするには、付属のスペーサーをキー下に差し込む方法もある。
静音になり、入力は浅くなるが、低反発素材のため打鍵感は損なわれる。
スペーサー挿入のためにキーを外さなくてはいけないのもめんどうだ。
HHKB(Happy Hacking Keyboard)とどちらが良いか
リアルフォースにはHHKB(Happy Hacking Keyboard)という最強のライバルが存在する。
HHKBは軽快な音があり、しっかりとした打鍵感がある。
「音」や 「打鍵そのものの楽しさ」を求めるなら、HHKBが良いかもしれない。
ミニマルでシンプル、オシャレな外見が好みな方は、HHKBがおすすめだ。
私は「静音」で「軽く打ちたい」ので、リアルフォースを選んだ。
また、キーボードにはコンパクトさよりも機能(一般的なキーがある)を求めている。
「一般的な環境の方が良い」「カスタマイズがめんどう」な人にもリアルフォースを推奨する。
東プレ リアルフォースのメリット
安い
高級キーボード全般に関して、ガッツリ使う人にとっては「安い」と思う。
キーボードは自分の思い・考えを形にするアイテムだ。
「エモい」ガジェットなのである。
長く連れ添うだけでなく、感情が伴うことで愛着が湧くのだ。
キーボードは値段に対し使用時間が長く、感情や思考の捌け口になってくれるのでどうしても「相棒感」を持ってしまう。
私はとっくに値段分の元は取った。
キーがメルティキッスになっている
リアルフォースはキーの質感が非常に良い。
そして、キーの中央が凹んでいる。
打鍵する指がぶれないようにするためだ。
メルティキッスというお菓子を食べたことがあるだろうか。
チョコレートの周りにココアパウダーが付いたトリュフのお菓子である。
リアルフォースのキーはメルティキッスのようにしっとりと指に吸い付く。
スコンという押し心地もメルティキッスを噛んだ感触に瓜二つだ。
リアルフォースが高額で買えない方は、キーを全てメルティキッスに置き換えることで代用できる。
(CMをやっていたガッキーも結婚したし)
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「打鍵感が良い」ことの恩恵がデカい
高級キーボードは打鍵感は良い。
それは趣味の範疇だと言われている。
高級キーボードを複数持っている人であれば確かに 「趣味」の世界である。
しかし、まだ高級キーボードを使っていない方にとっては、高級キーボードは「実用性」がある。
その理由を解説する。
キーボードの入力という作業を細かいステップに分解する。
(ピアノの演奏と似ているが、違う部分もある)
[st-step step_no=”1”]指先から力を伝える[/st-step]
[st-step step_no=”2″]キーが指を押し返す感覚がある
音が鳴る[/st-step]
[st-step step_no=”3”]画面に入力した文字が出力される[/st-step]
高級キーボードはステップ2の「指先への感覚」と「音」が優れている。
キーボードの入力者が得られる感覚がクリアであればある程、脳が情報を処理しやすくなり、ミスタイプは減る。
ミスタイプが減ると「ミスを気にしなくても良くなる」のでタイピングの速度は更に増す。
脳みその中身をダイレクトにぶちまけられるのだ。
東プレ リアルフォースのデメリット
ストロークは深め
リアルフォースのストロークは4mmと深めだ。
撫でるように打たせてくれる割には、指は深く沈み込む。
「ちょっとは気になる」というのが本音。
指が深く沈むことによって指先への感覚がハッキリとしているようにも思うので、ここは難しいところ。
黒は汚れが目立つ
リアルフォースの黒は汚れが目立つ。
車の黒色が汚れが目立ちやすいのと同じだ。
たまにはキーを取り外して掃除をしよう。
黒でないリアルフォースは、「アイボリー(一部ボタンがグレー)」である。
私は白でデスク周りを統一するのは不可能と考えているので、必然的に黒を選んだ。
PC関係のアイテムは黒が多い。
東プレ リアルフォースまとめ
昔から「ペンは剣よりも強し」と言われている。
現代におけるペンはキーボードである。
自分のアイデアをアウトプットしようとする場合、キーボードは最強の武器になる。
皆さんも現代社会におけるリアルフォースを手に入れよう。
(うまいこと言った)
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