[st-kaiwa6]うるさくて集中できない・・・
ノイズキャンセリングイヤホン買っちゃおうかな![/st-kaiwa6]
[st-kaiwa1]その用途なら耳栓で済むぞ![/st-kaiwa1]
結論から言う。
耳栓があればノイズキャンセリングイヤホンは買わなくていい。
(音楽を聴かないなら)
耳栓初心者におすすめの色々な耳栓を試せる「MOLDEX 使い捨て耳栓 コード無し お試し8種エコパック ケース付」をレビューする。
この耳栓セットは600円程度と非常に安価で、自分にあった耳栓を見つけられるだろう。
私もノイズキャンセリングイヤホンを使っていた
私はこれまで、ソニーのイヤーバンドタイプのノイズキャンセリングイヤホンを使っていた。
そして、ノイズキャンセリングの性能に関して、それなりに満足していた。
混雑した時間帯に電車に乗る際も、早朝や深夜の人が少ない時間帯と同じ位の静かさになる。
当初、耳栓ではなくノイズキャンセリングのイヤホンを選んだのは、電車や新幹線の移動中は音楽や音声を聴いていたためだ。
「Youtubeや音楽を聴く」と「騒音防止」を兼ねられるのであれば、ノイズキャンセリングイヤホンはメリットがある。
引っ越しで生活環境が変わった
数年前、仕事の都合で転勤になり、地方の駅前に住むことになった。
電車に乗らなくなったので、イヤホンは全く使わなくなった。
地方の駅前は車の往来が多く、大型車両やバイクが通ったときはどうしても音がする。
悲しいことに、自宅にいるときであっても騒音が気になる機会が増えた。
「寝るとき」と「集中したいとき」は特に煩わしい。
そのため、騒音対策としてのみノイズキャンセリングイヤホンを付けていた。
しかし、長時間付けていると気持ち悪くなった。
イヤホンの圧迫感が不快である。
遮音性にも不満があった。
そこで耳栓を試そうと思い「MOLDEX 使い捨て耳栓 コード無し お試し8種エコパック ケース付」を購入した。
これが大正解だった。
「MOLDEX 使い捨て耳栓 お試し8種エコパック」のレビュー
圧倒的な遮音性能
このお試しパックに含まれる耳栓はどれも圧倒的な遮音性能である。
ノイズキャンセリングイヤホンとは比べものにならない。
遮音が目的なのであれば、ノイズキャンセリングイヤホンはいらない。
ノイズキャンセリングもヘッドホンタイプであれば遮音性能が高いと思うが、かさばるし、耳栓に比べてコスパが悪い。
イヤホンはノイズキャンセリングでなくて良い
耳栓を試して、イヤホンはノイズキャンセリングタイプに固執しなくても良いと思い始めた。
イヤホンは、イヤーピースを付けた時点で多少は遮音性がある。
音楽を流してしまえば、外の音はそこまで気にならない。
また、ノイズがある環境で最大限に音楽を楽しむのは、そもそも無理な話なのだ。
電車のアナウンスや人の話し声はノイズキャンセリングであっても完全に消えないのだから。
イヤホンに関して、ノイズキャンセリングに費用をかけるよりは音質や快適性を重視した方が良いという印象。
(機能が増えると重くなる)
遮音したいなら耳栓を使うべきだ。
色々な耳栓が試せる
このモルデックスのお試しパックは8種類の耳栓が入っている。
複数試した上で、自分にあったベストな耳栓を見つけることができるのだ。
しかも安価!
耳栓初心者にとって、これ程嬉しい商品は無いだろう。
寿命は長い
「使い捨て耳栓」という名前だけに、すぐに捨てなきゃいけないんでしょ?
私もそう考えていた。
個人的には「素材が破れる」か「耳垢まみれ」になったら捨てるという基準を設定して使っている。
現在、3ヶ月使っているが、そのどちらも生じていない。
私は耳が乾燥しているタイプなので、耳栓が濡れることもない。
小さな耳垢が付いても、デコピンで落ちる。
寿命については正直なところ、「1~2個あれば半年以上使えるんじゃないか」と思ってしまった。
(紛失する可能性があるが)
1年で100円くらいのコストである。
「長期間使うなんて、汚ねーよ!」と思うだろうが、非難があることを承知で本音を書いた。
高いものではないので、衛生面が気になる人は定期的に入れ替えすると良いだろう。
(駄菓子を買う位の値段だ)
耳垢を奥に押し込む問題
耳栓で懸念される最も大きな問題として「耳垢、奥に押し込む問題」がある。
これに対する意見を書く。
耳栓を使う人は、耳栓を着脱することにより、耳の周辺には耳垢が付かない。
これはむしろプラスの作用である。
また、耳栓を使うことで耳の衛生への意識が高まり、耳栓を使っていない頃よりは耳が綺麗に保たれる。
綿棒を使ったり、シャワー中でも耳の入口を念入りに洗う癖が付いた。
(クセになってんだ、というやつだ)
「耳掃除しすぎは良くないよ!」というのは重々承知である。
が、実害が生じていないのであれば「他人から耳くそ野郎と思われない」ことの方が大事だ。
私は耳栓の利用でむしろ耳が清潔になった。
目覚ましの音は聴こえる
耳栓をしていても、目覚ましの音は聴こえる。
ただし、通常より弱められるのは確かだ。
普段からちょっとやそっとでは起きないという人は、枕元などの耳に近い位置にアラームをセットしたスマホを置こう。
若しくは、安いスマートウォッチを付けて振動で起きると良い。
どの種類が当たりなのか?
お試し8種パックを試した正直な感想を書いていく。
結論として、耳に合うサイズ、柔らかめがおすすめだ。
そこまで大きな違いは無い
8種類の耳栓を試したが、「これはあまり違いがないのでは」と思うものが多かった。
私にとっては実質3種類くらいの感覚だ。
耳栓の種類に影響するパラメータは以下の通り。
[st-mybox title=”耳栓の要素” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- サイズ(最も重要)
- 形(入れやすさ、使い勝手に影響する)
- 色(お気に入りを選ぶ)
- 柔らかさ(柔らかい方が快適)
- 低音・高音を遮音する特性(あまり重要でない?)
[/st-mybox]
耳栓で大事なこと
サイズ
耳栓において最も重要なことは「サイズがあっていること」だ。
適切に装着されていないと、効果は半分ほどに低下してしまう。
モルデックスの耳栓はアメリカで開発されたものなので、身長小さめの人には少し大きいかもしれない。
私はかなり小柄である。
今回入っていた中でサイズがマッチしたのは小さめの1種類だけ。
大きい耳栓を小さい耳に入れることは可能である。
大きい耳栓の方が遮音性能は高いと感じるが、圧迫感で長時間付けられない。
また、大きすぎる耳栓は耳からはみ出るので、寝ているときに付けることは難しい。
寝返りを打った際に外れる可能性が高い。
小さい耳栓でも充分な遮音性能があるので、小柄な人にとっては大きい耳栓は不要だと感じた。
形
形も、耳栓において重要な要素だと感じた。
ただし、これは2種類しかない。
根本がくびれたタイプと、先に向かって細くなるタイプの2つだ。
根本がくびれたタイプは、モルデックスではメテオと呼ばれる。
くびれの先の膨らんだ部分が耳に入ってしまえば安定するようになっている。
しかし、うまく耳に入らないときはくびれの部分で折れてしまうことが多い。
入れやすさを考えると「先に向かって細くなるタイプ」が使いやすいと感じた。
素材は柔らかさ重視で
モルデックスの耳栓は種類により素材が異なり、硬さや遮音性能が違う。
「硬い・柔らかい」「高音・低音向け」等の特性がある。
ただし、耳栓そのものが、かなり遮音性能が高い。
そのため、どれを選んでも遮音性能に不満が出ることは無いと感じる。
自宅や電車などで使うにはあまり違いは気にならないだろう。
小さめのメテオ・スモールだけはワンランクくらい遮音性が落ちたのが分かるが、それでも充分な能力である。
どれを選んでも、使う環境がシビアでない限りは充分に遮音してくれる。
(大きなエンジンが回る場所や、ライブハウスなど)
硬いタイプは、押しつぶして耳に入れた後、復元する際に硬さ・圧迫感を感じる。
集中したくて長時間使うなら、柔らかめを推奨する。
色で選んでも良い
素材による付け心地と性能にそれ程大きな違いがない中で「どれを買えば良いか問題」がある。
結論、色で選んで良いのではなかろうか。
余程うるさい環境でなければ、性能はどれを選んでも満足できる。
オフィス、電車、新幹線など、ひと目に付く場所で使うのであれば色が悪目立ちしないことは重要だ。
逆に、自宅でしか使わないなら好みの色の柔らかめを選べば良い。
妙に真剣に「こっちの方がスペックが良いな・・・」とか考えてしまうが、耳栓1個あたりは缶ジュースよりも安いのであまり悩みすぎない方が良いだろう。
付け心地重視、柔らかめのラインナップ
レギュラーサイズの柔らかめのラインナップの中では「スパーク(33db)」「ピューラフィット(33db)」「メローズ(30db)」がおすすめである。
名前の後ろの数字は遮音性能を意味する。
遮音性能がやや劣るメローズが最も柔らかい。
単品で購入する場合、普通サイズの耳ならメローズで良いかもしれない。
モルデックスの耳栓8種類お試しパック・まとめ
モルデックスの耳栓8種類お試しパックは色々な種類の耳栓が入っており、自分にあったものを見つけることができる。
私はこの中では「メテオ スモール」が合っていた。
このお試しパックで様々な種類の耳栓を試した結果、自分が求める耳栓の方向性が分かった。
- 小さい方が良い(私は小柄なので)
- 先に向かって細くなる形状の方が良い(この形状が一般的)
- どちらかといえば柔らかい方が良い(長時間付けられる)
- 遮音性能はそこそこで充分
耳栓そのものの遮音性はノイズキャンセリングイヤホン等に比べて圧倒的に高い。
今後、更に自分に合う耳栓を探すつもりだ。
「ガキじゃあるまいし」
自分に言い聞かすけど、また耳栓探してしまう。
耳栓を探す終わりなき旅。
[st_af id=”289″]