[st-kaiwa5]服の色選び
めんどくさい![/st-kaiwa5]
[st-kaiwa2]無難で失敗しない
組み合わせを教える![/st-kaiwa2]
この記事では「失敗しないメンズファッションの色合わせ」について語る。
私はファッション関係の人間ではない。
服好きの一般人としての立場で、メンズファッションの色合わせを解説する。
ファッションインフルエンサーの「色合わせ」に関する記事・動画を見たことがある。
正直な意見を言うと、物足りない。
「もっと踏み込んで語って欲しい!」と思う。
ファッションインフルエンサーのファッションに関する知識は、10段階中10だ。
私はせいぜい7~8だろう。
だが、私の分析能力・言語化能力はファッションインフルエンサーより高いという自負がある。
そのため、より実用的な「メンズファッションの色合わせ」について解説できるだろう。
基本は白・黒・グレー・ネイビー
服を買う際には、迷ったら「白・黒・グレー・ネイビー」から選ぼう。
この4色がメンズの基本カラーだ。
これらは全て、スーツスタイルで使うカラーだ。
大人っぽくてスタイリッシュ。
可愛さよりもカッコよさが求められるメンズファッションに最適な色である。
この4色は、雑・テキトーに組み合わせてもハマる。
ちなみに、「白・黒・グレー」は無彩色。
「ネイビー」のみ有彩色で青が混じっている。
有彩色・無彩色の話は、頑張って覚える必要はない。
[st-kaiwa7]テキトーに合わせても
OKなのが良いね![/st-kaiwa7]
「黒」がとにかく無難
「白・黒・グレー・ネイビー」の中でも、「黒」はとにかく無難。
収縮色で引き締まって見えるので、スリムに見せやすい。
他の色に比べて、子供っぽく見えない。
シミなど、汚れが付いても目立ちにくい。
(ほこりやフケは目立つ)
服を選ぶのが本当にめんどくさいという人は、黒だけ選んでおけばいい。
[st-kaiwa2]黒だけでも
馬鹿にはされない![/st-kaiwa2]
全身「真っ黒」を避ける
黒はとりあえず選んでおけば正解のカラーである。
そのため、慎重に服を買う人ほど、黒のアイテムが増えていく。
気が付けば、全身「真っ黒」という状況になる。
他人の評価を気にしすぎないなら、全身真っ黒でも他人に不快な印象を与えることはない。
私も私服で通勤する際は、気が付けば全身真っ黒になっていることがある。
(めんどくさいので)
そのため、弁当屋のおばちゃんからは「忍者」と呼ばれている。
「お洒落な恰好をしたい」という場合は、全身真っ黒は避けねばならない。
服にそこまで興味がないという人は、「全身真っ黒を回避すること」を意識して買い物するといい。
黒が増えすぎるのを防げるはずだ。
[st-kaiwa7]陰キャのオールブラックス
はキツいね![/st-kaiwa7]
ネイビーと黒を合わせても良い
ネイビーと黒は、似て非なるカラーである。
私は一時期、ネイビーと黒は合わないと決めつけていた。
しかし、それは誤りであった。
「ネイビーと黒」が合わないなら、ネイビーの元の色である「ブルーと黒」だって合わないはずだ。
「ブルーと黒」で相性が悪いということはない。
「ネイビーと黒」を合わせても、何の問題もない。
アースカラー・オリーブは違和感がない
ベーシックで外れのない4色の他に取り入れたいのが、アースカラーとオリーブ。
アースカラーは、ワークパンツやチノパンの色。
肌色に近い薄いブラウンか、濃いブラウンのどちらでもOK。
チノパンのような薄いブラウンはカジュアルな印象になるため、黒やネイビーで印象が重くなることを避けられる。
濃いブラウンは、大人っぽい印象を持ちつつ、黒一色を回避できる。
オリーブは、ミリタリーアイテムに多い色。
植物に近い色は自然な表情で、ミリタリー由来の機能的な印象もある。
ワーク・チノパンツよりも色が濃いことが多く、大人っぽい。
アースカラーとオリーブは、自然にありふれた色である。
アースカラーは文字通り、地面や岩の色だ。
オリーブは、植物の色だ。
自然に当たり前にある、人にとってなじみ深いカラーのため、違和感のない色である。
沢山服を持ちたくないなら、ボトムスだけで取り入れるのが良い。
デニムカラーも自然
アースカラーとオリーブは、自然界にある土と植物の色で違和感がない。
もう一つ自然にある色として、川や海、湖にあるような水色も違和感が少ない。
ファッションで水色といえば、デニムのカラーだろう。
色落ちしていない濃いネイビーから、退色した水色のジーンズまで、ナチュラルに水色を使うことが出来る。
ポケットが星のデニムは7年前ぐらいに買った。
まだ後継のモデルがあって、懐かしい。
アウターとの色被りを避ける
話題を「全身真っ黒を回避すること」に戻す。
お洒落に見せたいなら、完全に全身真っ黒になることは避けたい。
男性が服を選ぶ場合、慎重になればなるほど、カッコよくて失敗の無いブラックが増えてしまう。
服選びの中で、最も高額なのがアウターだ。
値段が高いものを選ぶ際は、「失敗したくない」という心理が働く。
そのため、アウターは「黒」が増える。
黒色のアウターを避けたとしても、代わりにネイビーを選ぶだろう。
割合は少ないが、グレーのコートを選ぶかもしれない。
オリーブのアウターはカッコいいが、ミリタリー感は強くなる。
いずれにせよ、アウターは「黒」もしくは「濃い色」ばかりになるだろう。
服の数を最小限で済ませたいなら、トップスはアウターと被らない色にした方が良い。
アウターによって制約がかかる冬の服装は、「黒」と「濃い色」だけにならないようにすることが重要だ。
インナー使いするトップスの色は「薄い色」
「冬のアウターとの色被りを避ける」のであれば、トップスは薄い色が無難。
具体的な色は「白・ベージュ・グレー」である。
ここで言うトップスとは、アウターの内側に見えるものである。
例えば、以下を指す。
- シャツ
- セーター・カーディガン
- スウェット・パーカー
- ライトアウター(デニムジャケットなど)
[st-kaiwa7]白・ベージュ
グレーしか選べない
って、少なくない?[/st-kaiwa7]
そう思う人もいるだろう。
だが、仕方ない。
理詰めで少ない服で済ませるなら、トップスに濃い色は選ばない方が良い。
ただし、対策はある。
濃いトップスの下に薄い色を
セーター・カーディガン・スウェットでも、ブラックやネイビーを使いたい!
そう思う人は多いだろう。
その場合は、インナーとして「白・ベージュ(生成り)」の襟付きシャツやタートルネックを着用しよう。
首元か、裾からシャツを出して明るい色を見せる。
これで、同じ色や濃い色ばかり使っているという印象を避けることが出来る。
[st-kaiwa2]もし同じ色でも、
上手く着れば
おかしくならないよ![/st-kaiwa2]
「アウター、結局脱ぐ」説
重ね着するトップスは、「黒や濃い色を避けろ」と書いた。
ベージュやグレーは、女性受けも良いためオススメである。
しかし、アウターを着るのは移動中だけ、外は寒いからフロントジップは閉めている。
食事をする店や居酒屋など、店に着いたらすぐにアウターは脱ぐ。
結局、トップスを着ている姿を見られる時間の方が長い。
アウターとトップスの色被りはそこまで気にしなくて良いという説もあるのだ。
[st-kaiwa7]手のひら、返すなよ![/st-kaiwa7]
一枚で着るなら、トップスも黒や濃い色でも良い
「全身真っ黒の人」になりがちなのは、黒ばかりのアウターによって制限が生まれる冬である。
パーカーやセーターをアウター(一番上)として使う季節であれば、「黒や濃い色」を選んでも色かぶりは起こらない。
インナーにもアウターにもなるアイテムは、使い方で「濃い色」「薄い色」を選ぶかが分かれるのだ。
夏は、軽い服装になるため、大人っぽい黒やネイビーをむしろ積極的に選んだ方が良い。
パンツのおすすめカラーは6色!
パンツに選ぶべきカラーは、黒・ネイビー・グレー・アースカラー・オリーブ・水色の6色。
以下のようなラインナップをオススメする。
- スラックスで黒・ネイビー・グレー・ダークブラウン
- ワークパンツ・チノパンでアースカラー
- ミリタリーパンツでオリーブ
- デニムパンツで水色
スキニーパンツ・ワイドパンツの両方で黒は非常におすすめである。
しかし、パンツで黒を選んだことで「全身黒に近づく」ことは忘れてはいけない。
これに加えて、白いパンツを持っても構わない。
私は、お洒落上級者以外は白いパンツはいらないと思っている。
(細い白パンはやんちゃに見える)
[st-kaiwa2]白パンでカレーうどんに
怯えながら暮らすのか?[/st-kaiwa2]
シューズのおすすめカラーは4色!
シューズでおすすめのカラーは、黒・白・グレー・ブラウンの4色。
以下のようなラインナップをオススメする。
- スニーカーで黒・白・グレー
- 革靴・ブーツで黒・ブラウン
革靴はブラウンと書いたが、革の色であれば何でも良い。
革靴はアイテム自体が大人っぽく見えるので、レザーの色が派手でも気にならない。
革靴・ブーツ最強説
私は最近、レッドウイングのブーツにハマって良く履いている。
トップスがユニクロのスウェット、下がユニクロのワイドフィットジーンズという服装を良くする。
カジュアル感強めの組み合わせだが、足元をブーツにするだけでキマってしまう。
ブーツ、恐るべし。
他のアイテムを雑に合わせても、革靴・ブーツを履けばそれだけで大人な印象になる。
ブーツでなく短靴を選ぶ場合は、「ビジネスシューズや安全靴に見えないかどうか」を気にして選ぼう。
私は「ビジネスシューズ感・安全靴感」を払拭する自信がないため、カジュアルで短靴は履かない。
差し色を入れる
服装が地味になり過ぎることを避けるために、アクセントとなるカラーを入れることを指し色という。
(面倒なら「差し色」はしなくて良い)
指し色は、あくまで「指す」だけなので、色の面積は小さい方が良い。
例えば、赤いダウンジャケットは面積が多すぎて指し色にならない。
今回は失敗しない色選びを目標にしている。
そのため、指し色で使って良いのは以下のアイテムだけだ。
- インナー使いするトップス
(スウェット・パーカー・シャツ・セーター・カーディガン) - カバン
- アクセサリー・小物類
(ベルト、マフラー・帽子など)
指し色の種類
指し色の種類は、以下の通り。
上から順に、指し色としての効果が高い。
(ただし、違和感も増す)
- 原色(赤・青・緑・黄・紫・オレンジなど)
- ペールトーン(原色に白を混ぜたもの)
- ダークトーン(原色に黒を混ぜたもの)
ここまで書いてきた内容を守って服を選んでいれば、ハッキリとした原色を指し色にしてもダサい服装にはならないだろう。
トップスで刺し色をする場合は、アウターを脱いだら指し色でなくなる。
(トップスの色が丸出しになる)
赤いパーカーを指し色にして、飲み会の会場でアウターを脱いだら、その日は「赤パーカーの男」と呼ばれるだろう。
トップスで刺し色する場合は、原色を避けたニュアンスカラーを選ぶべきだ。
原色でも、自然の色に近ければ違和感が減る
仮にハッキリした原色であっても、自然にあるような色であれば違和感が減る。
(気がする)
パキッとした色は、面積少なめにしよう。
- イエロー・オレンジ(土や木、肌の色)
- グリーン(森や草、葉の色)
- ブルー(空や海の色)
指し色は好きな色を選ぼう
結論、指し色は派手過ぎない範囲で「自分の好み」で選ぼう。
正解ばかりを気にしていると、息苦しい。
個性重視・自分がピンときたものをチョイスしてOK。
私は「全身真っ黒」になりがちなので、良く持ち歩くサコッシュはワンポイントでイエローを選んでいる。
服が濃い色ばかりでも、カバンで常に色をプラスできる。
失敗しないメンズファッションの色選び、まとめ!
失敗しない・無難なメンズファッションの色合わせのポイントは以下の通り。
- 基本は「黒・白・ネイビー・グレー」+「アースカラー・オリーブ」
- 真冬のアウター(高額)は濃い色(黒やネイビー)を選びがち
- 「上半身が真っ黒」を回避するために、インナーのトップスは薄い色がオススメ
- 室内では結局アウターを脱ぐ。トップスとアウターの色被りは気にしなくて良い説もある。
- 革のアイテムは大人っぽくなる
- 指し色は、面積少なめでバランスを取る(好きな色でOK)
色選びをわざわざ考える方は、真面目で堅実な人が多いと予想する。
この記事に書いてあることを守って服を選べば、失敗はない。
大人っぽくて地味すぎない印象の服装になれるだろう。
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