HKKB HYBRID Type-SとNiz Akeeyoのメリット、デメリットを比較する。

PR〈景品表示法に基づく表記〉
HKKBーHYBRID Type-s Niz Akeeyoの比較

[st-kaiwa5]Bluetoothキーボードの最高峰はどっち?![/st-kaiwa5]

[st-kaiwa1]用途による![/st-kaiwa1]

筆者は、静電容量無接点方式のキーボード「リアルフォース」ユーザーである。
リアルフォースの使い心地には心底満足している。
しかし、HHKBかNizが欲しくなってきた。
両方、MAC・WINDOWSに対応している。

今回は静電容量無接点方式の最高峰、HHKBとNizのメリット・デメリットをまとめる。
(キーボード沼に沈んでいく音が聞こえるぞ!ずぶずぶ!)

リアルフォースで気になってきたこと

テンキーが右側にあるとマウスへの持ち替えの際に邪魔だと思い始めた。
ナビゲーションキー(Home、End、Insert、PageUp、PageDown)の幅もいらないのではと思っている。
(キーそのものはもちろん使う)

最近アーロンチェアを買った。アームレストの幅が狭い。
キーボードからマウスへの手の移動を繰り返すと、肘がアームレストから落ちてしまうのではという不安がある。
机のキーボードスライダーの中心にフルキーボードのホームポジションが来るようにすると、マウスがだいぶ右に追いやられる。

アームレストでなく、机に肘を置くスタイルなら、肘が落ちる心配はなかった。
そういった環境を構築するのはめんどうなのである。

この記事でわかること

先に言っておきたい。「打鍵感や音は好み」だ。

「打鍵感や音」はそれぞれの好みで良し悪しが決まる。
どれも静電容量無接点方式なので、打鍵感はどれも「スコスコ」なのだ。
しかし、音は変わってくる印象。

HHKBの「カチャカチャ」が良いという人もいれば、高音を削ったNizの「ポコポコ」が良いという人もいる。
リアルフォースの「スコスコ」が好きな人もいる。

「打鍵感はNizでしょ!」という方が多い。
しかし、キートップの安っぽさが打鍵感の安っぽさに繋がっているという意見もある。
HHKBの静音タイプよりもNizの方が静かと言われているが、逆の意見も沢山あった。
打鍵感の感じ方は人それぞれである。

こちらの動画でHHKB(静音)とNizのタイピング音を比べることが出来る。
9:25頃を境に、前半がHHKB(Type-s)、後半がNizだ。

上の動画を聞くまでは、HHKB推しの記事にするつもりだった。
「打鍵感ってコダワリすぎてもしょうがない」「値段は高いが、バッテリーの持ちの長さでHHKBが良い」と思ったからだ。

動画で音を確認したところ、Nizの魅力が凄い。
(動画で分かると思わなかった)

メリット・デメリットの紹介に入っていく。

HHKBのメリット・デメリット

メリット① バッテリーが乾電池で3ヶ月持つ

HHKBの最大のメリットは、バッテリーの持ちが長いことだ。
Nizは充電式で5日間程であるのに対し、HHKBは乾電池で3ヶ月持つ。

また、HHKBは長期使用を考慮してあえて乾電池を採用している。
バッテリーの劣化によってキーボードの寿命が決まるのを避けているのだ。

寿命3ヶ月は大変心強いので、バッテリーではHHKBの勝利だ。

メリット② 日本語配列と英語配列を選べる

HHKBのみ、日本語配列と英語配列の2種類を選ぶ事が出来る。
(日本のメーカーならでは)
HHKBの日本語配列は無難な選択肢である。
というか、HHKBの英語配列が使いにくそう。

Nizは英語配列のみ。

デメリット① キー配列と操作が独特

HHKBはキー配列と操作が独特だ。

Fn(ファンクション)キーを押しながら、数字キーを押すことで通常キーボードのファンクションキーを使える。
これはNizのキー少なめモデルも同じである。

HHKBの英語配列には、カーソルキー(上下左右)がない。
Fn(ファンクション)キーを押しながら、カーソルキーの機能が割り当てられたキーを押す。
単独でカーソルキーを押す場合はまだ良い。
「Shift + カーソルキー等の範囲選択」では、3つキーを押す必要があるのでちょっと面倒だ。
慣れたら問題ないと言われているが、なるべくなら選びたくない。
HHKBなら、日本語配列を選ぶようにしたい。
バックスペース(デリート)が1段下にあったりと、英語配列のHHKBは難しそうだ。

HHKBのキー

Niz(Akeeyo)のメリット

メリット① 豊富なキー配列を選択可能

Nizは豊富なキー配列の中から選択することが出来る。
66キーは、コンパクトだがカーソルキーの↑とShiftが兼用になっていることに注意。

  • 66キー(HHKBと同等クラスのコンパクトさ、カーソルキーの↑とShiftが兼用)
  • 68キー(右に1列増える、ページのアップダウンとデリート追加、カーソルキーが完全独立する)
  • 84(82)キー(上と右に1行1列増える、ファンクションキーとページのアップダウン、ホームとエンドの追加、75%キーボード)
  • 87キー(通常のテンキーレスキーボード)
  • 108キー(フルキーボード、テンキーあり)

Nizのキーレイアウト

持ち運びをあまりしない人にとっては84(82)キーモデルがかなり魅力的に思える。
66キーの人気が高いようだが、どうして人は超コンパクトにこだわるのだろうか。
66キーを買って、その独特さに文句を言う人は多いようだ。
それなら、程々にコンパクトな68キーが良いと思う。
無理をしていない範囲でのコンパクトさだ。

メリット② キーボードの押下圧が35g

押下圧が45gのリアルフォースを使っていて、「35~40g位だったら最高かも」と思わなくはなかった。
かといって、30gは軽すぎる。
押下圧35gは求めていた理想そのものである。
(どうしてもこれが必要!というレベルではない)

軽いと感じた場合は、付属のバネによって45gに変更可能だ。

メリット③ キーキャップのカスタマイズがしやすい

HHKBやリアルフォースのキーキャップはメーカー独自の東プレ軸だが、NizはドイツのCherry MX軸と互換性がある。
キーキャップカスタマイズの幅を安価に広げられる。
色付きのキーキャップを使うと沼にハマる予感がするので、私は今のところはやらない。

キー配置変更をした際に、機能と同じ表示のキャップを後から購入することもできる。
実用的にも大きなメリットだ。

メリット④ 安い(HHKBに比べて)

HHKBの3.5万円と比べると2万円前後のNizは安い。
売れているから高くなってきたと思われているかもしれない。

しかし、中国は経済成長が進んでいるので、インフレ傾向にあるのは仕方がない。
価格をキープしているHHKB(日本)の方が異常である。
これが経済だ。

メリット⑤ リアルフォースと同じAPC機能を搭載

リアルフォースに付属しているタッチの入力ポイント(深い、浅い)を切り替える機能がNizにも搭載されている。
正直あまり使わないかもしれないが、搭載していること自体が凄いと思う。

キーボード入力は指先の感覚に加えて目で見て反応しているところもある。
1番浅くするのは是非やってみたい。

デメリット① バッテリーに不安(持ちと取替)

NizはUSB-C充電によりリチウムイオンバッテリーを充電して使用する。
有線でも無線でも使用することが出来る。

残念ながら、Nizのバッテリー持ちは5日間と短い。
(常時接続し続けるなら問題なし)

リチウムイオンバッテリーが劣化した際の取替の手間も不安である。
バッテリーが膨らんで、新品交換対応してもらった方がいるようだ。
しかし、追加費用(8000円)がかかったようで、この対応がずっと続く保証がない。
私はあまり外出先でガッツリ作業しないので、劣化を気にしなくて良い有線モデルでも良いかなと思う。
(外では安いブBluetoothキーボードで良い)

「結局、有線でしか使っていません」という方も見かける。

デメリット② 細かい作りがイマイチ

キーキャップのバリやキーボードスタンドの足等、Nizは細かい作りが良くない。
所有欲が満たされるものではなさそうだ。

実用性が非常に高いので、この辺はどうでもよいかもしれない。
指が触れるような場所にバリがあるわけではない。

HHKBとNizの比較まとめ

正直、Nizのバッテリー持ちがもっと長いならHHKBではなくNiz一択だと思う。
無線で5日しか持たないのはキツイ。
リチウム電池は長期使用の劣化も心配だ。

Nizの企業努力が凄い。
というか、私のようなレビュアーがまとめを作ると、メリットの多さで勝つようになっている(笑)
恐らくNizを買ってみると思う。

HHKBのメリット・デメリット

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]GOOD![/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-up” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]①バッテリー持ちが良い(3ヶ月)
②日本語配列・英語配列が選べる[/st-cmemo]

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#ef5350″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]BAD…[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-down” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”200″]①キー配列が独特(特に英語配列)[/st-cmemo]

Nizのメリット・デメリット

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#3F51B5″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]GOOD![/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-up” iconcolor=”#3F51B5″ bgcolor=”#E8EAF6″ color=”#000000″ iconsize=”200″]①豊富なキー配列から選べる
②押下圧が35g
③キーキャップのカスタムがしやすい
④安い(HHKB、リアルフォースに比べて)
⑤入力を判断する深さを切り替え可能[/st-cmemo]

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#ef5350″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]BAD…[/st-minihukidashi]

[st-cmemo fontawesome=”fa-thumbs-o-down” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”200″]①バッテリーに不安
②細かい作りがイマイチ[/st-cmemo]

[st_af id=”289″]

HKKBーHYBRID Type-s Niz Akeeyoの比較

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