[st-kaiwa5]毎日使うメガネぐらいは良いものが欲しい![/st-kaiwa5]
[st-kaiwa2]眼鏡好きが選ぶ日本の高級メガネブランドを紹介する![/st-kaiwa2]
筆者はメガネマニアである。
今は視力矯正して脱メガネをした(魂を売った)が、莫大な金額をメガネにつぎ込んできた。
後悔しないメガネ選びの方法と日本の高級なメガネブランドを紹介する。
後悔しないメガネ選びの方法
かけ心地が最重要
デザインだけでメガネを選ぶと、絶対に失敗する。
かけ心地が最重要だ。
顔や鼻の形状は人それぞれなので、ベストなメガネも人それぞれ。
(日本人に合いやすいメガネはある)
かけ心地とは「ずり落ちてこないか」「痛くなる部分がないか」により決定する。
「ずり落ちてくる」と、頻繁にメガネの位置を直す必要があり、集中の妨げになる。
眉毛から離れた下の位置にメガネが来るので、見栄えが悪い。
「痛くなる部分がある」と、これまた集中の妨げになる。
「デザインが好きだから、かけ心地は気にしてないよ」という人がいるかもしれない。
本人が満足していれば別に良いのだが、かけ心地の悪い眼鏡は本当に集中してやりたいこと(仕事や趣味)の密度を下げてしまうのだ。
「軽さは正義」だが、絶対ではない
軽ければ、軽いほどかけ心地は良くなる。
構造に多少難があったとしても、七難隠す。
激しく動いてメガネが顔から外れて飛んでいくのは、メガネの重さがあるからだ。
ただ、軽さに過剰にこだわると「レンズ以外の重量がほぼゼロ」のようなタイプしか選べなくなる。
また、私は軽いフレームを選んだが「頻繁にずり落ちた」経験もある。
デザインの好みを含めて、必ず試着しよう。
クリングスパッド(鼻あて)はかけ心地にプラス
どのタイプのメガネであっても、クリングスパッドはかけ心地にプラスに働く。
ただし、かけ心地を保証するものではない。
全く同じデザインなら、鼻あてがある方がかけ心地が良いだろう。
![クリングスパッド](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/クリングスパッド-330x275.jpeg)
クリングスパッド
クリングスパッドがあることにより、眼鏡と顔の距離が開いてしまって不格好になるケースもあるので、必ず試着しよう。
メガネ屋の調整スキルが優れているとGOOD
既製品の状態でばっちりフィットすれば最高なのだが、人はそれぞれ顔や鼻や耳の形と位置が違う。
出来れば、メガネショップの調整スキルが高い方が良い。
ただし、かけ心地が元々悪いメガネや重過ぎるメガネはどうにもならない場合がある。
調整も万能ではない。
眼鏡の形状について
![メガネ形状一覧](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/メガネ形状一覧-301x420.png)
メガネ形状一覧
この記事を読んでいるということは、高級な良いメガネが欲しいということだ。
つまり、オシャレさを求めているはず。
メガネの形状は「ウェリントン」「ボストン」「ラウンド(丸メガネ)」から選ぶのが良い。
クラシックで流行り廃りが無く魅力が広く認められている。
本人に似合えばデザインは何でも良い。
しかし、エッジの効いたハイテクなメガネはおじさんが好んで付けている印象になる。
昔流行ったものになってしまっているのだ。
![エッジの効いたメガネ](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/エッジの効いたメガネ-330x127.jpeg)
エッジの効いたメガネ
「これが良い」という強い意志がなければ、万人に洒落た印象を与えやすい形状を選んだ方が良い。
ウェリントン
最も無難な形状がこのウェリントンである。
一番メジャーではなかろうか。
メガネの下部にある程度の角があることがウェリントンの特徴だ。
丸形の顔の人でも、メガネの角によってシャープな印象を与えることが出来る。
私も顔が丸いのでこのタイプを良く選んでいた。
![ウエリントン](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/ウエリントン1-330x159.jpeg)
ウエリントン
ボストン
ウェリントン形状に対し、下部の角を丸くしたのがボストンだ。
面長な人や顔がシャープな人に似合う。
世間ではウエリントンのシェアが高く、ボストンの方が何となくオシャレに見える。
似合う人であれば、ウェリントンよりボストンをおすすめする。
![ボストン](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/ボストン1-330x122.jpeg)
ボストン
ラウンド(丸メガネ)
レンズが丸いのが、ラウンドのメガネだ。
下の画像は、ラウンドというよりはメタルボストンのようにも見える。
「ウェリントン」「ボストン」「ラウンド」に厳密な線引は無いのだ。
完全な丸形はかなり上級者のイメージになる。
![ラウンド(丸メガネ)](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/ラウンド(丸メガネ)1-330x178.jpeg)
ラウンド(丸メガネ)
メガネの素材
素材は細かく分けすぎるときりがない。
「セルフレーム」と「メタル」の2種類と考える。
「サーモント」を加えて3種類。
セルフレーム
「セルロイド」や「アセテート」といったプラスチックを使用したフレームである。
金属よりも肌当たりは良いのだが、細いメタルフレームに比べて重くなる。
汗や皮脂で劣化する。
私はスポーツ中や歩き仕事でもセルフレームのメガネをずっと着用していた。
3年程で黒いメガネの艶が白く曇ってしまった。
(面倒で手入れをサボっていたからだ)
通常使用であれば5年は使えるだろう。
10年もたせるのは難しいかもしれない。
メガネのテンプル(つる)がメタルになっているものの方がタフに使える。
メタルフレーム
チタンや形状記憶合金を使用したのがメタルフレームだ。
細くても強度を確保出来るので、重量を軽くすることが出来る。
(メタルで厚いと重くなる)
細いので、メガネとしての存在感が強すぎない。
プラスチックのセルフレームと違い、金属なので劣化も少ない。
機能性を重視するならメタルフレームを選ぶべきだ。
サーモント
上がセル、下がメタルになっているのがサーモントフレームだ。
知的に、大人っぽく見える。
上級者向けに見えるが、全くそんなことはない。
セルフレームはフチが分厚いのでメガネの印象が強いが、サーモントは半分がメタルであることにより印象を和らげている。
汚れを拭く際も、セルフレームはフレームのフチに引っかかる。
サーモントは汚れを下のメタルの方に押し出していけば良いので、楽なのだ。
メガネの色について
セルフレームでもメタルフレームでも、肌の色に近い方が自然にかけられる。
「黒・ブラック」よりは「茶色・べっ甲風」の方が肌に馴染む。
完全な「シルバー」よりは柔らかい「ゴールド」の要素が少しあった方が自然になる。
はっきりと眼鏡の印象を伝えたいのか、眼鏡の違和感を無くしたいのかによって色を選ぼう。
おすすめの日本製高級眼鏡ブランド
999.9(フォーナインズ)
1995年誕生の純国産の眼鏡フレームブランドで、日本人の骨格や顔のつくりを考え抜いた眼鏡を作り続けている。
フォーナインズ 公式サイト
(画像はフォーナインズ公式サイトより)
私がかけた眼鏡の中では最高のかけ心地だった。
品質や精工さも抜群である。
また高級メガネを買う際はフォーナインズにすると決めている。
メガネの調整にも定評があり、個人にあったフィッティングをしてくれる。
遊び心や華やかさといった点は他のメーカーに劣るかもしれない。
私が持っていたのはS-145Tという品番だ。
老眼が始まったらまた掛けようと思って手元に残している。
BJ CLASSIC COLLECTION(BJ コレクション)
BJ(ブロスジャパン)コレクションも日本人の骨格・文化・ファッションに合わせたメガネを提案している。
クラシック・ヴィンテージなデザインを日本人に合わせて再構築しているところが魅力だ。
フォーナインズよりもクラシックなラインナップが多い。
BJ CLASSIC COLLECTION by BROS JAPAN CO.,LTD.
私はP-501という最も定番なモデルをかけていた。
ウェリントンシェイプなのだが、フレームの厚みが薄くメガネが主張し過ぎない。
厚みが薄い分、軽いのも魅力だ。
P-501は店頭で慎重に選んだのだが、私は鼻が低いので少しずり下がってしまった。
BJ コレクションのデザインはクラシックで魅力があるので、次回はクリングスパッド(鼻あて)のあるモデルにしようと思っている。
![P-501](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/P-501-C-1-500x210.jpg)
P-501
(画像はBJ CLASSIC COLLECTION公式サイトより)
エフェクター
エフェクターは無骨で骨太、ロックやストリートな香りがする眼鏡を製作している。
有名人も着用しており、めちゃくちゃかっこいい。
EFFECTOR® -ROCK ON THE EYEWEAR-
メガネに厚みがあるため、存在感がある。
顔がおブスでも、メガネのオーラでカバー出来るのだ。
(画像はエフェクター公式サイトより)
代表作は「fuzz(ファズ)」というモデル。
どのモデルもロックな雰囲気があってクールだ。(カート・コバーン的な)
フレームが太いので、軟弱なおっさんが1日中付けているのは辛い。
白山眼鏡(はくさんめがね)
1975年に創業したブランドで「デザインしすぎない」ことをコンセプトにし、眼鏡をかける方に自然と馴染むフレーム作りを続けている。
メイフェアというモデルはジョン・レノンが着用したことで知られる。
白山眼鏡店 – HAKUSAN MEGANE(画像は白山眼鏡公式サイトより)
「ある程度存在感がある眼鏡が欲しいが、ごつすぎる眼鏡は嫌」という方に白山眼鏡は最適だ。
「デザインし過ぎない」というコンセプトの通り、普遍的でクラシックなモデルを好む方におすすめしたい。
眼鏡自体は大きいものもあるのだが、店員さんの調整が上手なのでかけ心地は非常に良い。
私は「DECO」というモデルをかけていた。
![白山眼鏡のDECO](https://frog-blog.com/wp-content/uploads/2022/10/1at0701-1024x683-1-330x108.jpg)
白山眼鏡のDECO
ayame(アヤメ)
2010年創業、今最も勢いのあるアイウェアブランドがアヤメだ。
芸能人やファッション業界人のシェアが高い印象。
ayame i wear design
「日本人にマッチするメガネが欲しい」「かけ心地は犠牲にしたくない」でも「真面目過ぎるのは嫌」というワガママな方におすすめである。
洗練されていながらも「ファッションや文化のエッセンス」の濃厚さを感じる。
メガネに関するまとめ
1度だけハリウッド発のDITA(ディータ)というメガネを買ったことがある。
重くて、デカくて、鼻あてがあっても疲れてしまうのでほとんど着用しなかった。
日本車に対するアメ車みたいなもので、日本人には日本のメガネが合う。
(たまに、オリバーピープルズに憧れたりはする)
おっさんになってごついメガネは疲れるようになってきたので、個人的なおすすめはフォーナインズ(999.9)だ。
今回紹介したメガネブランドの他に、下記の日本ブランドもおすすめである。
(まとめて紹介するのは恐れ多いレベルなのだが)
是非チェックして欲しい。
記事の中で紹介したものよりも更に高級だったり、歴史が長かったり、息を呑むような美しさがあったりする。
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