[st-kaiwa5]iphoneって高いよー![/st-kaiwa5]
[st-kaiwa2]今買うなら、実は「iphone XR」がおすすめです![/st-kaiwa2]
インフルエンサー達が常に最新のスペックのスマホを使うべきと提唱している。
私は反対である。
ゲームや重いアプリを使う人なら高いスペックがあっても良い。
しかし、大多数のユーザーには最新スペックは必要ない。
金持ちでもないなら、自分に丁度良いスペックの商品を選ぶべきである。
そういった観点で今「iphone」を買うなら、
「iphone SE(第2世代)」「iphone XR」のどちらかである。
(ライトユーザーなら「iphone 8」もあり)
「iPhone」を選ぶ際に考えるべきことを語る。
[st-cmemo webicon=”st-svg-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]この記事はSE3の発売前に書いたものである。
しかし、購入基準の参考になるため、読んで損は無いだろう。[/st-cmemo]
最新機種を使っても「意味がない」
スペックが求められる「ゲームや作業」をしないのであれば、最新機種を使っても本当に無意味なのである。
インフルエンサー達は「日常使いであったとしても最新のスマホならストレスなく使える」と主張している。
しかし、スマホの動作比較を行った結果、ある程度のスペックがあればWebページの表示速度は変わらない。
スマホのスペックが高すぎるというのは、高級物件に住んでいるが「一部屋まるごと使っていない」のと同じだ。
これが車なら「見た目でドヤったり、排気量に余裕があったり」で意味がある。
スマホでオーバースペックは無意味だ。
ブラウザを使ったりヤフーニュースを見たりするだけなら、2017年発売の「iPhone 8」で充分である。
「iPhone」は全てのモデルが発売した年のフラッグシップモデルなので、古い「iPhone 8」でもスペック上はまだまだ使えるのだ。
スマホの性能を示すAnTuTuベンチマークが20~25万点程あれば、通常使用に問題はない。
「iPhone 8」は28万点。
(測定条件によって数字は変動するので、大雑把に)
中華格安スマホ(3万円前後)の「OPPO Reno3 A」は20万点。
2020年発売の「redmi note 9s」は26万点だ。
発売日は古いが「iPhone 8」の方が数値が高い。
「性能が良い方が長く使える」は本当か。
ある程度、性能が良い方が長く使えるのは事実と思う。
新しいアプリへの対応を考えると、性能に余力は欲しい。
「iPhone 8」は今はOKだが、将来にちょっと不安あり。
スマホは性能面でコモディティ化が進んでいる。
安価なモデルのレベルが上がっているので、ハイグレードの価値が落ちているのだ。
AnTuTuベンチマークが30万点もあれば、かなり長い期間不自由なく使えるだろう。
「iphone 8」はちょっと古いかな、ということで、価格の似通った「iphone SE(第2世代)」「iphone XR」が候補に挙がる。
長く使うことを考えた場合、過剰な性能の端末を買ったとしても、先にバッテリーが持たなくなる可能性の方が高い。
処理能力に問題が無くても、バッテリーの減りが速くなり、何となく買い替えしたくなってくる。
スマホ選びにおいて「バッテリー容量」は重要
iphoneユーザーは、バッテリーを気にしてスマホを選ぶことを忘れがちである。
(そもそも、iphoneのラインナップから選んでいるだけなのでしょうがない)
iphoneは、6Sから8までの間、バッテリー容量がほとんど増えていない。
「iPhone SE(第二世代)」は「iPhone 8」と同じと言われている。
「iPhone X」からバッテリー容量が明確に増えた。
「iPhone XR」はサイズが大きい分、容量も大きい。
iphone | バッテリー | 発売日 |
---|---|---|
6S | 1810mAh | 2015/09/25 |
8 | 1821mAh | 2017/09/22 |
X | 2716mAh | 2017/11/03 |
XR | 2942mAh | 2018/10/26 |
SE2 | 1821mAh | 2020/4/24 |
12 | 2815mAh | 2020/10/23 |
13 | 3227mAh | 2021/9/15 |
SE3 | 2018mAh | 2022/3/18 |
中華スマホ達が4000mAh、5000mAhのバッテリーを積んでくる中で1821mAhはしょぼすぎやしないだろうか。
(中華スマホが数字通りのバッテリー性能なのかは別として)
「iPhone XR」は積んでいるチップが「iPhone SE(第二世代)」より1世代古い。
AnTuTuベンチマークは「XR」35万点に対し、「SE(第二世代)」は45万点。
性能には10万点というけっこう大きな開きがある。
しかし、ほとんどの人はこの10万点の差を感じ取れない。
(私自身、何のストレスもなくXRを使ってます)
バッテリー容量はスマホをどれくらい長く使えるかに直接関わるので、ゲームをしないユーザーにとっては性能より重要である。
画面サイズの違い
「iPhone XR」が6.1インチに対して「iPhone SE」は4.7インチ。
「iPhone XR」「iPhone X」は画面下の帯が無くなった世代のモデルである。
「iPhone 8」と同じ古い筐体を転用している「iPhone SE」に比べて圧倒的に画面がデカい。
とはいえ、元々ボディのサイズや重さが異なることには注意だ。
項目名 | XR | SE2 |
---|---|---|
幅 | 75.7mm | 67.3mm |
高さ | 150.9mm | 138.4mm |
厚み | 8.3mm | 7.3mm名 |
重さ | 194g | 148g |
小さいもの好きは「SE2」で良いが、スマホの大型化を考えると「XR」のサイズはふつうだと思う。
その分、バッテリー容量も増える。
その他の違い
指紋認証か、顔認証か
「XR」は画面がデカくなり、ホームボタンが無くなる。
そのため、指紋認証でなく顔認証になる。
指紋認証はたまに反応しないことがあってストレスがあった。
顔認証はほぼ問題なく認証する。
マスクには注意だ。
(マスクを外したくないときはパスコードを打つ)
Wi-Fiの規格の違い
「SE」は「Wi-Fi 6」に対応する。
「XR」は「Wi-Fi 5」
ヘビーユーザーでなければどうでも良い気がする。
カメラ、ビデオ性能
チップが「A13」で新しいので、基本的には「iphone SE2」が有利。
レンズの性能は同じ。
こちらに関しても、性能を求めるならそもそも最新機種を買えば良いと思う。
「iPhone XR」と「iPhone SE2」のまとめ
「iPhone SE」が目に見えて優位なところは、A13チップを積んでいてAnTuTuベンチマークが高い点だけだと思っている。
いくら処理能力が高いとしても、画面上下に帯があってバッテリー容量が小さいのはアンドロイドユーザーからしたらありえないだろう。
私は「SE(第二世代)」が発売される前からずっと「XR」の価格をウォッチしていた。
「SE(第二世代)」が出ても、中古相場が全然下がらない。
そもそも球数も少ないが、お得に買物をしたい私のようなこだわりおじさんは「SE(第二世代)」でなく「XR」を根強く買っている印象。
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