iPhone 13 miniはベストサイズ!廃止になった理由を語る。

PR〈景品表示法に基づく表記〉
iphone 13 mini

[st-kaiwa6]新しいiPhoneって
必要なの?[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa2]写真を撮る人は
買っても良い![/st-kaiwa2]

酔ってiPhoneを落とした。
落としたiPhone XRは見つかったが、警察から連絡が来るのが遅かったため、iPhone 13 miniを買った。

急な出費に懐は痛んだ。
「私はブロガー、新しいiPhoneを使うのはしょうがないこと」と100回唱えて、自分を納得させた。

実際、iPhone 「SEやXR」あたりを使っている人がiPhone 13(新しいもの)に乗り換える意味があるのかについて、この記事ではまとめる。
また、iPhone miniが廃止になった理由について、書いてみる。

この記事でわかること

「mini」のサイズ感は操作しやすい

iPhone 13 miniのサイズは、「iPhone 4S」と同じである。
(余談だが、私は「iPhone 4S」を目覚ましとして現役で使用している。)

やはりこのサイズ感は非常に操作しやすい。

私はがっつり情報を調べたり、ネットを見る際はiPad miniをメインで使う。
フリック入力で文字を打ったり、仕事中にサクッとメッセージをチェックする際はiPhoneを使う。

タブレット端末とスマホを使い分ける人や、スマホで入力をすることが多い人にとっては「mini」のサイズは最高だろう。

iPhone 13 miniの処理性能は?

iPhone 13 miniは「A15 Bionic 4コアGPU」を搭載している。
anntutuベンチマークは75万点ほど。

40万~50万点あれば重いゲームもプレイできるとされているので、75万点は十分すぎるスペック。

最近発売したスマホであれば40万~50万点の基準はクリアしていると思うので、もはやチェックする必要もない気もする。

「処理性能の向上」がスマホの買い替え理由になる時代はとっくに終わっている。
(iPhone XRも35万点はあった)

iPhone 13 miniのバッテリーの持ちは?

iPhoneの「mini」に関しては、歴代の全てのモデルがバッテリー容量が小さい。

この点はiPhone 13 miniを手に取るまで不安だった。
実物で動作確認してみたが、バッテリーの持ちに不満はない。

iPhoneの「mini」シリーズは12から13になった際にバッテリー容量が大きくなっている。
(12 mini 2,227mAh → 13 mini 2,406mAh)

スマホやタブレットは、画面サイズ(と輝度)に応じてバッテリーの消費量が増える。

iPhone miniはバッテリーは小さいが、そもそも消費電力も少ない印象だ。

ポートレートモードは必要?

被写体にピントを合わせ、背景をぼかすのがポートレートモードだ。
モノの写真を取る際に、一眼レフカメラのような背景のボケを作ることが出来る。

これが、ブロガー・YouTuberにはめちゃめちゃ便利。
最高です。

サンプル写真を乗せる。

アイアンレンジャーとベックマンの比較

私はカメラにはこだわらないと決めていた。
無限に金を使うからである。

だから、背景のボケも必要だと思っていなかった。
しかし、上の写真を見て被写体に目線を誘導するにはボケがかなり有効だと身を持って理解してしまった。

ポートレートモードの弱点の1つとして、使える距離が限られる。
40cm~2.5mでしか撮影できない。
これが進化したら、次のiPhoneを買うかもしれない。

コンデジ程度では相手にならない

iPhoneのポートレートモードのボケは凄かった。
そのため、一桁万円台のコンデジならもっと良い感じの写真が撮れるのではと思った。

しかし、この考えは誤り。

センサーサイズの小さいコンデジでは、背景は大してボケない。
ソニーのV-log用カメラ「ZV-1」で撮った写真を観たが、iPhoneより全然ボケていない。

iPhoneのボケは、機械が処理してボケを作ったものである。
不自然さ、人工的な部分は若干残る。
ただ、ジャンクフードの方が中途半端な料理より美味しいのと同じで、コンデジよりもiPhoneの写真の方が素人から見て凄い。

iPhoneよりも明確に良い写真が撮りたいなら、ボーナスをぶちこんで高いカメラを買わなくてはいけないだろう。
(無理)

ポートレートモードのストロー現象とは?

ポートレートモードのもう1つの弱点として、以下の例がある。
これに注意して写真を撮るか、後でf値を変更しよう。

  • 人を撮ったら、頭から跳ねている髪もボケた
  • 飲み物を撮ったら、ストローがボケた
  • 靴を撮ったら、紐がボケた

下記の手袋の画像を見ると、ポートレートモードでは毛羽立ちが消えてしまっているのが分かるだろう。

iphone 13 miniのポートレートモードで撮った写真

ポートレートモードで撮った写真

iphone 13 miniの通常モードで撮った写真

通常モードで撮った写真

実は、iPhone SEシリーズにもポートレートモードはある。
しかし、人物にしか対応していない。
ブツ撮りの際は使えないのが残念だ。

フォトグラフスタイルは必要?

iPhoneは13からフォトグラフスタイルという機能を搭載している。
iPhone 12には無い機能だ。

4つの色彩調整のフィルターが設定でき、撮影時点で色の変化が分かる。

従来のiPhoneでもドラマチックや暖色などのフィルターはあった。
しかし、色の変化が大きすぎて不自然になることもあった。

フォトグラフスタイルは変化が自然な範囲であり、自分で変化の度合いを調整してモードを保存することが出来る。

色味にこだわる人は、あって良い機能だと思う。
食べ物などを鮮やかに撮る際は、後で調整しなくて良いので便利。
私もこれが欲しくて、iPhone12でなく13にした。

シネマティックモードは必要?

シネマティックモードは、ポートレートモードの動画版。
動画でも背景にボケを作れる。

シネマティックモードはあまり使わないと思う。
人にしか使えない機能だ。
ブログを書くにおいても、人を撮ることは少ない。

モノにもシネマティックモードが使えたらとても便利である。
アップデートで対応してくれないだろうか。

[st-kaiwa2]モノにも対応しました![/st-kaiwa2]

追記。

シネマティックモードはついにモノにも対応した。
つまり、ブツ撮りのブロガーとしてはiPhoneで撮影を完了することが出来る。
カメラを一切買っていない私としては、大勝利である。

Proシリーズの2cmまでのマクロ撮影機能は必要?

通常のiPhone 13は、約10cmまでしか接写ができない。
それに対し、13 Proシリーズは2cmまでの接写が可能だ。

私の場合、時計の文字盤の写真を撮る際は、マクロが有効である。

これまでのiPhoneでは、画素数が落ちるデジタルズームを使っていた。
2倍ぐらいまでは画素数落ちても気にならないが、やり過ぎると目で見て気になるレベルになる。

iPhone Proを借りて時計のマクロ撮影をやってみたところ、ある理由により使えなかった。

時計を撮る際に真上から接写すると、文字盤にカメラのレンズが写ってしまう。
反射する被写体で接写をする際は、斜めからの撮影になる。

iPhone Proシリーズでなくても、マクロレンズを使えば代用可能だ。

「mini」が廃止になった理由は?

iPhone miniシリーズは、14では発売されていない。
私が購入した13 miniが最後の「iPhone mini」となった。

橘玲の著書「バカと無知―人間、この不都合な生きもの」によると、以下のことが指摘されている。

  • 日本人の3人に1人は日本語が読めない
  • 日本人の3人に1人は小学3〜4年生以下の数学能力しかない
  • パソコンを使った基本的な仕事が出来る人は1割以下しかいない

ここで指摘されている能力不足は極端な例である。

しかし、皆さんが働く職場を見渡すと、本当に仕事が出来る人は恐らく1〜2割しかいないだろう。
(人材豊富な会社なら、そうではないだろうが)

これをパレートの法則(2:8)に当てはめてみると、全人口の8割はあまり深く物事を考えられていないと思っている。
本当の比率は不明だが、とりあえず2:8としておく。

製品を沢山売りたいのであれば、あまり深く考えない8割の層に魅力が伝わりやすい製品にするべきだ。
彼らはノリで不必要な物を買うし、最新機種に飛びつきやすい。
車や時計など、どちらかというと大きいものを好む。
スマホもそれに近い傾向がある。

「iPhone mini」は、深く考える残り2割の層をターゲットにしてしまった製品である。
この2割の人達は、商品の購入に慎重である。
新しい機能が自分に必要かどうかを冷静に見極めており、スマホの買い替えサイクルも長い傾向にある。
当然、「iPhone mini」は売れない。

ネットで情報発信するのは、この「深く考える2割」の層が多い。
そのため、iPhone miniは需要があるように見えてしまった。

iPhone 13 miniのレビュー、まとめ!

iphone 13 mini

激安ケースも不満なし

私は「iPhone XR→iPhone 13 mini」に乗り換えている。

カメラ性能は明らかに進化しており、ブログを書く身としては乗り換えて良かったと思っている。
食べ物とか、買ったものとか、お子さんの写真を撮ったりする人は最新機種を持つ意味はあるだろう。

処理性能の進化は、ライトユーザーはiPhoneを買い換えても変化に気が付かないだろう。
重いゲームをする人だけが、動きの違いを感じられる。

iPhoneの買い替え理由は「バッテリーの劣化とカメラ」しかなくなってしまった。

次世代iPhoneに期待するのは次の2点。

  • ポートレートモードの焦点距離が短くなること
    (被写体に対して、20cmぐらいまで寄れたら良いな)
  • ポートレートモード、シネマティックモードがより自然になること

新作にまだ進化を期待できることに、少し安堵している。
機能を求めなくなったら、商品の進化は止まってしまう。

ブログをやっていなかったら、iPhone SEで全く不便を感じないと思う。

下記の激安ケースを使用しているが、特に不満は無いためおすすめである。

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iphone 13 mini

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