[st-kaiwa8]アーロンチェアの
「リマスタード ライト」の
アーム調整って出来るの?[/st-kaiwa8]
[st-kaiwa4]半分できて、
半分できなかった・・・[/st-kaiwa4]
こちらのブログにて「アーロンチェア ライト」はアームレストを調整出来るという記事を読んだ。
私は「アーロンチェア リマスタード ライト」を買ったので、アームレストを同様に調整してみた。
結論、「リマスタード ライト」はアームレストの角度調整(ハの字にする)が出来ない。
しかし、高さを調整することは出来た。
「リマスタード ライト」のアームの位置は女性でも低いため、この調整は有効だ。
サムネを撮っている際はうっきうきだったのだが、今はハーマンミラー社が行った改悪で心が折れている。
リマスタード ライトのアームレスト調整の様子をまとめる。
ブログを参考にして工具を買った
ブログの「ライト」の調整を参考にして似たような工具を買った。
私が買い足したものは以下の通り。
- ラチェットレンチセット(持っていなかったので、セット買い)
- t27のトルクスドライバー
- ラジオペンチ(持っていなかった)
結論、これは全部役に立たなかった。
ラチェットレンチは「リマスタード ライト」では使う部分がないため。
ラジオペンチは、無くても良かった。
指で簡単に取れる。
t27のトルクスドライバーは使ったのだが、調整できない部分のねじだった。
足りない工具を買いにホームセンターへ
買った工具が使えなかった時点で、かなり凹んでいた。
折れかけた心を何とか立て直し、「最寄りのホームセンターに椅子と共に向かう」ことにした。
椅子に工具を当てさせてもらって、ねじのサイズの確認をしたいからだ。
(東京近郊に住んでいて車が無かったら詰んでいた)
お店の方に許可を得た上で、トルクスのねじのサイズを確認した。
一番大きい部分は「t40」で、規格の中で店にあった最大のサイズだった。
店員さんと「マイナーなドライバーで一番大きいサイズって困りますね」という話をした。
「かなり堅そうなので、ドライバーよりレンチの形状の方が力が伝わりますよ」と教えてもらう。
感謝である。
t40とt25のトルクスレンチを追加購入。(ドライバーではなく)
結局、「アーロンチェア リマスタード ライト」の調整で使う工具は以下の通り。
調整出来た部分で使ったのは上2つだけだ。
下2つは調整出来なかった部分で使った。
- t40 トルクスレンチ
- 5.0mm 六角レンチ
- t25 トルクスレンチ
- t27 トルクスドライバー
左が調整できた箇所の工具、右が調整できなかった箇所の工具。
アームを内向きにしたい
工具が揃ったので、早速作業に入る。
まずは、アームを内向きにする。
キーボードを打つ際は、腕が八の字になる。
八の字の腕の位置に合わせてアームレストがあると、サポートになって疲労を軽減出来る。
t25のトルクスレンチでねじを緩め、アームレストのカバー部を外す。
参考にしたブログではこのねじが2つあったのだが、1つしかない。
なんだか悪い予感はしていた。
アームレストのカバーを外すとこんな感じ。
出てきたねじをt27 トルクスドライバー(orレンチ)で外す。
この時点では敗北に気が付かなかった。
更に外すとこんな感じ。
2点で止まっているので、回らない。
いや、これ、角度調整出来ないじゃないですか・・・
参考にしたブログ(リマスタードでないライト)では、右側のねじ穴は溝になっていて、左側の穴を中心に回転する仕様だった。
「ハーマンミラー社がライトモデルでは調整出来ないように仕様変更した」ことにこの時点で気が付いた。
ということで、結論、アームを内向きにすることは「リマスタード ライト」では出来ない。
t25とt27のトルクスレンチは無駄になるから買わないように!
売ることを諦めて、プラスチックの部分をゴリゴリ削れば調整出来なくはない。
男性がAサイズ(1番小さいタイプ)を使っていれば肘はアームレストに乗ると思う。
肩幅の小さい女性は肘がアームレストからずり落ちるかもしれない。
アームレストの高さ2~3cmを上げたい
再度心が折れたが、気を取り直して次の調整を行う。
アームレストの高さを2~3cm上げたい。
デフォルトのアームレストの高さはいくらなんでもPC作業には低過ぎる。
どこかの店舗のブログでも同様のことが言われていた。
この高さは「座高」ー「肩から二の腕の長さ」で決まる。
男性だから、女性だから、で変わるものでもなさそうだ。
まず、5mmの六角レンチを使って椅子の背もたれの後ろにある4つのねじを外す。
ねじを外すところは撮り忘れた。
これで盾をゲットできる。
(ねじを外せば、盾は簡単に外れます)
椅子から盾を外すと、t40のねじでアームレストが固定されている。
ホームセンターの店員とのイベントで手に入れたt40のトルクスレンチでこちらを外す。
外れた。
外すと、プラスチックのスペーサーが付いている。
ここでラジオペンチがあった方が取りやすいと書かれていたのだが、指で押したら簡単に取れた。
参考にしたブログではこの部品を取ってしまっていた。
取って保管するのもめんどうだし・・・と思い、「ひっくり返して使う」ことにした。
結果、このプラスチックのスペーサーをひっくり返すとアームレストの高さが3.7cm高くなる。
上下を逆にしたので、穴の位置が高くなった。
復旧していく。
こんな感じでアームレストとスペーサーの溝がハマるようだ。
後は逆の手順で元通りに戻して完了。
高さ調整予定2~3cmに対して、3.7cm高くなった。
予定通りではないが、ここはそんなにシビアではないので問題無し。
この調整をすることで、アームレストがPC作業に適した高さになる。
アーロンチェア リマスタード ライト調整のまとめ
書きながら気が付いたけれど、肘が上がれば上がるほど脇が開く。
つまり、肘と肘の幅が増えるので、アームレストを内向きに曲げなくても肘がアームレストに乗りやすくなる。
後でアームレストの高さをもう1~2cm上げてみようと思う。
ハーマンミラー社に負けたと思っていたが、案外そうでもないかもしれない。
全く未調整でライトモデルを使っている方は、調整した方がPC作業には間違いなく快適になる。
今回の調整は簡単に戻せる内容なので、保証対象外になる心配はしなくて良い。
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