[st-kaiwa5]またスマホを
いじってしまった…
やらなきゃいけないことが
あるのに…[/st-kaiwa5]
[st-kaiwa4]立派なスマホ中毒だな![/st-kaiwa4]
現代人は何かしらの中毒である。
中毒になると「時間」と「集中力」が奪われる。
他のことをしていても「依存しているもの」が気になってしまうのだ。
何か集中して打ち込みたいことがあるのならば、中毒の影響を軽減しなければならない。
まずは「私って中毒だったんだ」と知ることが大事である。
完全に中毒から脱却出来なくても、分かっていれば依存しているものを極力遠ざけられる。
今回、現代人が陥りがちな「中毒」を一覧にした。
お酒・タバコ・パチンコ・競馬・キャバクラや風俗は、今回の対象から外す。
ゲーム中毒
課金のあるゲームは、いかに人間の報酬系を刺激して「ゲームを続けさせる」かにこだわって作られている。
(スマホゲー、ネトゲ、ソシャゲ)
最近のゲーム(キャラや絵面)は人を引き寄せる魅力が高く、抵抗のないキッズは簡単にハマるだろう。
パチンコは店に行かないと出来ないが、スマホは常にそばにあるので余計にタチが悪い。
本人は「ちょっとスマホでゲームをやっているだけ」という感覚しかなく、中毒者だと気が付いていないことが多い。
私はゲームは全くしない。
快楽重視でプレイすると、上達しないから生産性がない。
上達重視でプレイすると、いくらゲームでも楽しくない。
スポーツや楽器など、上達が伴う競技をやるようにしている。
これらは、上達で得られるものが多い。
手先が器用になったり、身体を動かして健康になったり、他人とコミュニケーションを取れたりする。
ゲームは上達しても作品が終了すれば意味が無くなるため、時間の無駄と思い込むようにしている。
お菓子中毒
食に関しては「お菓子や甘いものがやめられない」という方は多いのではなかろうか。
ちょっと摘んでしまう位ならまだ良い。
ずっと食べてしまう方は「健康状態の悪化」や「集中力の低下」をもたらす。
健康的な食習慣を維持して、依存性のある食品を避けていれば衝動も収まる。
それでも疲れていると「お菓子を我慢する意志力」が弱る。
普段からしっかりと睡眠や休養を取るようにすべき。
(ポテトチップスは、本当は絶対に食べちゃいけない)
「お菓子中毒」は害を自覚しにくいのが恐ろしいところだ。
太って頭が上手く回らなった頃には手遅れだ。
私は手元にお菓子があると無くなるまで食べてしまう。
そのため、自分では一切買わないようにしている。
誰かと集まって会食する際のみ、食べる。
子供の頃は、お菓子のダメージに気づきにくい。
おっさんになってお菓子を食べると、肌が荒れたり、太ったり、毛量が減ったり、腸内環境が荒れて睡眠の質が下がったり、翌日の作業効率が低下したりする。
100円のポテトチップスで未来に得たはずの沢山のものを失う。
SNS中毒
LINE等の連絡も含めて、SNS中毒も根が深い。
人間は他人とのコミュニケーション(社会との繋がり)を求める生き物だ。
SNSにより、スマホをいじればちょっとの操作で他人と関わりを持つことが出来る。
外出して誰かと話せば、関係が深まったり繋がりが増えたりする。
SNSは受け身であることが多い。
他者と繋がれている気になれるのに、何も生んでいないのだ。
「何となくSNSを見てしまう」時点で軽いSNS中毒である。
他人の情報で未来が好転する確率は極めて少ないので、ほどほどに付き合おう。
株やFXの中毒
「勝てば官軍」なのは間違いないが、株やFXにのめり込みすぎている人はギャンブル中毒だ。
株やFXに関して、企業分析・チャート分析、本を読む等の「意味のある努力」をしているなら構わない。
見ていても意味が無いのに「つい株価やチャートを眺めてしまう」というレベルになったら立派な中毒者だ。
(「無意識の方が勘が働く」とか、そういう話は置いておく)
専業で職業として行う分には構わないが、一般人が仕事しながら出来るトレードは限られる。
現代の相場は非常に流れが速いので、中途半端に追いかけると損をしてしまう。
(ハイテク、個別株、金、オールドエコノミー、仮想通貨等のトレンドが目まぐるしく入れ替わる)
株やFXは適切な距離感を持って取り組むべきた。
人生一発逆転をかけて株やFXを頼りにするのはやめた方が良い。
依存が無くなった途端、トレードに余裕が出てきてむしろ勝ちやすくなる。
株は時間を味方にすれば勝てる確率が上がる。
「他のことに取り組んでいて、気がついたら値上がりしていた」位がベストだと思っている。
Youtube中毒
Youtubeは、放っておけば1日中見ていられるような中毒性も持っている。
アメリカ・カリフォルニアにいる超頭が良い人達が、どうしたら「ずっと動画を観るのか」を考えて運営している。
これは逃れられない。
Youtubeの怖さは「楽しみ」で見ているような層も「お勉強」で見ている層も、どちらもまとめて中毒になるところだ。
どれだけ向上心があっても、それを逆手に取って依存させる動画が紹介される。
Youtubeという「沼」にハマったら終わりだ。
買い物中毒
かくいう筆者ももちろん買い物中毒である。
色々な買い物中毒に分けて話す。
お気に入り、マイリストチェック中毒
特に意味もなくお気に入りやマイリストを頻繁にチェックしてしまうのは中毒者である。
私も、ユニクロの欲しい商品が期間限定価格に値下がりするのを頻繁に確認することがある。
しかし、値下げの額に対して失う時間の方が大きい。
お得に買うのは良いことだが、長期的に注意を向けることになってしまうのだ。
企業の思うツボである。
「安くなる」という「くじ引きの当たり」を期待してアプリを開く中毒者だと自覚しよう。
商品探し中毒
すぐ買う予定もないのに、何となく欲しい商品を長時間探してしまうのも中毒だ。
ドーパミンは「獲得」ではなく「期待」により分泌する。
手に入れることは無くても、調べて「期待」することを人は「欲しい物探し」を繰り返してしまう。
恐ろしや恐ろしや。
メルカリ・ヤフオク中毒
メルカリやヤフオクは欲しい商品をキーワード登録して、出品されたら通知するような機能がある。
自分で登録したキーワードから調べることも可能だ。
本当に欲しい商品があって「それを買って終わり」なら良い。
再現なく欲しいものを追いかけ続けていたら、立派な中毒者。
自分は何も行動していないのに、欲しいものが安く出品されるのをずっと待つ姿は「当たりを待つギャンブラー」である。
集中を妨げる「中毒」まとめ
人生の中で「スマホの簡単な操作」だけで幸せになれることはほとんどない。
スマホをイジれば何か得られると錯覚させてくる「中毒」は多い。
「買い物」「SNS」「株・FX」「Youtube」辺りがそうである。
向上心がある方も、努力しないと本当の幸福は得られないと思ったほうが良い。
- 「買い物」→「お金で生活が良くなるかもという期待」
- 「株・FX」→「大金が得られるという期待」
(株やFXは確かに儲かるが、依存は良くない) - 「Youtube」→「何もせずに生活が改善する知識が手に入るという期待」
お酒やタバコ、ギャンブルにハマる人を見てバカにすることがあるかもしれない。
しかし、今回紹介した中毒にハマっている人もほとんど変わらない状況なのである。
(自分への戒め記事でした)
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